ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.5.18エンハーツ28クール目 さらに減量24回目投与後7日目のこと 天気好転とともに

2022-05-18 21:31:13 | 日記
 水曜日。投与後1週間。
 今日は1週間ぶりにお天気が良くなる予報。待ちに待った洗濯日和だ。
 夫は出勤日。今日も仕事をしていた頃と同じ時間に目覚ましが鳴り、当然のように消して、グズグズしてからリビングに移動する。

 そろそろナウゼリンを飲まずに食事が摂れるかなといったところ。チョコクロワッサンを温めて頂く。スムージーと青汁の再開は明日からだ。食後はぶどう、とちおとめ、ハニーキウイ、バナナをぺろりと頂く。青いヨーグルトもしっかりお腹に。
 食後の遅発性制吐剤カイトリル、臭くて嫌いな疲労止めエルカルチンもあと2日。胃薬のタケプロンはコンスタントに飲んでいるが、治療後の適当な食生活で胃は疲れているようで、重い感じがなかなか取れない。

 夫を送り出してからまずは1回洗濯機を廻す。その後、クローゼットに仕舞いたいスカートやらワンピースやらをおしゃれ着洗いでもう1回。コロナ禍で衣料品は本当にラフになったというか、お家洗いが出来るものが殆どになった(というかクリーニングオンリーのものは買わなくなったと言うほうが正しいか。)。
 ドライクリーニングマークがこうも珍しくなるとは、クリーニング屋さんも受難の時代だろう。
 風も適当にあり、からりとよく乾きそうだ。我ながら単純だけれど、天気の好転とともに体調も上向きになって相乗作用である。ついつい欲張ってリビングのラックの片づけにも手を出してしまう。

 ちょっと疲れてソファで一休みしていたら、呼び鈴が鳴り、ポチッとしていた本が届いた。一緒に頼んだのに1冊ずつバラバラ。梱包がいかにも勿体ない。
 その後、生協のお届け物も。それぞれ収納しているうちにお昼の時間になった。
 お昼はレンチンで簡単に済ませ、乾いた洗濯物を取り入れてたたみ、クローゼット等に収める。食後に好物の甘栗までお腹に入れてしまった。これが食べられるというのは底を脱した合図だ。

 夕方、ヨガスタジオの岩盤浴に行った。私より先に1人いらして、私とほぼ同時に1人入って計3人だった。ほどなくして寝息というか鼾が聞こえてきた。かなりお疲れのご様子。その音が気になっていたけれど、気づけばこちらもうつ伏せのまま30分ほどウトウトとしてしまい、じっとり汗をかいていた。まだストレッチをするほど元気ではなかったけれど、この1週間ですっかり落ちていた代謝が少し上がって汗腺が開いた感じだ。シャワーを浴びてさっぱりした気分で夫と待ち合わせする。

 夫のリクエストで、駅前に新しくオープンしていた沖縄料理のお店に入った。沖縄返還50周年と関係があるのかどうか、一人飲みの人や家族連れなどそれなりに混んでいて、テーブルには座れなかった。朝ドラと同じ題名の「ちむどんどん」というカラフルな絵本が置いてあってぱらぱらと読んできた。
 沖縄そばや島ラッキョウの天ぷら、麺チャンプルーなど普段は食せないものを頂けて、いい気分転換になった。夫もオリオンビールやシークワーサーのサワーを飲んでご機嫌だった。気のいい女将さんで、帰りには黒糖ミニ食パンをお土産に頂いた。
 窓の外には美しく夕焼けが広がり、明日も洗濯日和になりそうだ。

 ドラッグストアで買い物経由、帰宅。母にDuo通話で、明日、宅配で手配した薬用酒が届くので受け取りをお願いした。そういえば、今日は生きていれば父の94歳の誕生日。88歳で亡くなったのだから今夏は七回忌である。6年前は、母と揃って七回忌が出来るだろうか、と思っていたけれど。

 というわけで、ようやく食事が美味しくなってなんでも食べられる水曜日。まだ吐き気止めやら疲労止めを飲んでいるわけだから完全復活とはいかないけれど、今回も無事底を脱することが出来た。有難いことである。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする