定期観測から
１．地下水に関するデータは、７７本中４５本が上昇した。東海の井戸は、１７本中９本、紀伊半島の井戸は、１８本中８本、関東基準井戸は、４本中４本が上昇した。ここまでの変化が概ね東日本に出る。四国の井戸は、２６本中１６本、関西基準井戸は、１２本中８本が上昇した。
２．天気図は、南海上の高気圧で天候は回復、気温の上昇が起きる。西高東低になっているので、暖かい空気が吹き込む状態である。高気圧は１０３０気圧、低気圧に９８８気圧があり、アジア全図で４２気圧差の状態になっている。
３．宇宙天気図は、Ｍクラスのフレアが発生し、太陽風は４１０キロから５４０キロに上昇した。フレアの活動はやや活発な状態になっている。コロナホールは西５度付近にあり、ＣＭＥの発生観測はない。今日は下弦の月になる。
４．雲の方位、焼けの状態は、福島で焼けは観測された。Ｍ４前後の状態である。
５．結論
①地下水変化、下弦の月、気圧差でＭ６クラスまでの状態である。今後の変化は、コロナホールの動きになるが、セットされた状態から７２時間以内の地震が起きるパターンが続く。変化には警戒が続く。
②国内は基本はＭ５クラス震度４前後の状態である。岩手県沿岸付近でＭ６．１が起きたが、震度５弱で止まった。上記の通り、セットからの７２時間以内の地震でもある。詳細震源分析は、時間を見ての作成になるが、危機感がまだそこまでない。気圧配置からの危機感がないためかも知れない。