ここ数週間持病のヘルニアの調子が悪く、寝ても起きても足が痛むので外に出ていませんでした。
今年の羽子板市もひと眼見に行きたいと思っていたので最終日の今日行こうと思い、同時に金澤家の墓所もお参りさせていただき、歳の瀬でもあるのできれいに掃除させていただこうとお許しをいただきお邪魔しました。秋のお彼岸以来です。
最後の生粋の今戸人形師であった尾張屋・金澤春吉翁(明治元年~昭和19年)と人形作りのお手伝いをされていた娘さんの花さん(~平成16年)、また春吉翁の義理の兄弟である政五郎さんらがここにお眠りになられているわけです。金澤家の皆さまからは春吉翁のお作りになられた人形をお手本に作ることをお許しいただいていること、直接春吉翁にお目にかかったことはないものの、作る過程で改めて知ることがあるのも春吉翁や金澤家の皆さまのおかげと感謝しています。
お寺さまの井戸水(今戸の水)をお借りして念入りにお掃除させてもらったつもりですがお線香立の金具にこびりついたヤニだけはどうしてもとれなかったのが心残りです。お花とお線香を差し上げて手を合わせ失礼してきました。毎回お馴染みになっているお寺さんのハスキー君も元気で好意的に出迎えてくれました。
尾張屋・金澤春吉翁については
尾張屋・金澤春吉翁作の今戸人形は
に数点掲載してありますのでお時間ありましたらご覧ください。
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