まだ5月だというのに、やたら暑いので十五夜さんのいる部屋と物干しに設置してある温度計を見ると30°以上になっていたので慌ててクーラーを稼働させました。とにかく猫さんにとっては27°~28°が限界とどこかで読んでいたので危機一髪の感じでした。
外の猫さんたちも大変は大変ですが、自分で涼しいところを捜して移動する自由があると思います。うちの十五夜さんは可哀想ですがその自由がありません。
日が沈んだあともしばらくは余熱がありましたが、ようやく外気が23°くらいになったところでクーラーを切って窓をあけました。十五夜さんにとってはこのほうが外の空気やサラダ草を自由にできて気楽でしょう。
これから暑さ本番になるとまた不安です。膠も使えなくなるのが憂鬱です。
簡単に直接お願いできることがわかりましたので、また、猫たちや狐たち、金太郎さんもお願いしようかと楽しみにしています。
江戸時代の「かわいい」は今の「かわいい」に通じていたのですね。
今後とも、よろしくお願いします。
このところ大口のご注文をいただいていて仕事場に篭りっきりだったので遅くなりまして申し訳ありません。一部アレンジすることもありますが、猫など古典的な今戸の彩色はできるだけ調べたりして塗っています。でも例えば猫の表情ですが、お手本とか資料に基づいて描いていても、これは性格的なものから来てしまうのかもしれませんが、出来上がってから「きょとんとしている」と我ながら思ってしまいます。やる仕事は一応昔どおりやっているつもりなんですが、、。昔の今戸人形にはかわいいという感じもあり、同時にほのぼのとしたものがあります。中には人物など色気の濃い表情のものがあったり、モチーフとして今の親なら子供には見せられないんじゃないかと思うようなものまで作られていたので、案外昔の子供はませていたのではないかと思ったりします。