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東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

大慌て

2013-05-19 02:39:30 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

P1011163 もうぐじゃぐじゃです。

 天気予報でもうすぐ梅雨入りすると聞いたので、まだ朝夕涼しい今がラストチャンスだと思って、膠を使う仕事は済ませてしまおうと慌てているところです。ここの仕事場は昨夏からクーラーがついていますので夏場でも暑さは凌ぐことはできますが、クーラーをしても膠の効き加減は別問題。

 ここの土地はかつては湿地とか田んぼだったところなので、夏になるとどこからともなくガマが這い出して夜中歩いていたりするくらいなので、湿気が強いんですね。それも膠にはよくありません。

 

 蒸し暑くなる前に、素焼きの済んでいる分だけ色を終わらせておきたいです。9月の北区伝統工芸展にもその分を回せたらいいんですけど、、。


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2 コメント

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膠って、繊細なんですね。 (ウリ坊)
2013-05-19 21:03:17
今でこそエアコンで年中、快適に過ごせますが、昔の人は季節によって、作業を変えていたのでしょうね。
いまどきさんは、できるだけ伝統的な手法を守られていますが、それにしても、湿気が多いのは何をするにしても困りますね。
お忙しいでしょうが、がんばってくださいね!
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ウリ坊さま (いまどき)
2013-05-27 00:17:09
ありがとうございます。そうですね膠をつなぎとして泥絵の具を溶いた場合、アクリル絵の具とは違った落ち着いた風合いになりますし、照りをつけたい場合、乾いた絵の具の上に薄く膠をひくときれいな光沢が出ます。でも分量に気をつけないと反り返ったり、剥がれたりしてしまうし、夏場が腐りやすいとか保存によってはカビが生えたりとなかなか厄介な点もありますが、昔のような風合いを目指すには避けて通れない材料なんです。そんなわけで昔の人(人形を作る人とかだるま屋さんなど)は夏には膠を使わなかったようです。
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