東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

荷造り

2018-04-02 23:05:41 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 彩色が済んで透明パックで包んだところで、ほーっと安堵します。というのも裸の人形どうしがぶつかりあって色移りしたりするの恐れて作業しているからです。また何か水気のものが跳ねたりとかせっかく積み重ねてきた作業が意図ぜずダメになってしまうのがこの上なく切ないです。

 人が傍からみたら呆れてしまうほどの狭くて劣悪な作業環境なので、信じられないような災難に遭うことばかりです。体が触れてせっかくできた人形が落ちてこなごなになってしまったり、、、。棚がたくさんある広いスペースだったら、、、。と思うことしばし。まずは、乾いた人形を透明パックで包むと危険度はかなり回避されます。人形の種類と名前の照合は、直接運んでのお納めであれば口頭で済ますことができますが、発送の場合それができないのでリストを作って番号を振って紙片に番号を記入して人形に添付して、、。これからが実際の荷造り。

 輸送中にけんかしないよう新聞紙をゴワゴワにしながらわざとグズグズに二重に包めば、緩衝材代わりになります。

 蓋をして紐をかけてあとは発送伝票を書いて貼るだけ。去年あたりから不便に感じているのは、郵便局の中央局の夜間窓口が半減していること。赤羽局は以前は夜間対応してくれたのですが、今ではなくなってしまい、同じ区内の夜間窓口は王子局だけになりました。ものを運ぶということでなければ行けないこともない距離ですが電車で2駅先からまた戻るような位置関係でやはり不便ですね。といってコンビニの受付を利用すると最悪。コンビニで夜を明かし、明けても昼過ぎにならないと動かない、週末をまたぐとより無駄な時間をかけてしまうので、これから王子局まで行くか、明日赤羽局から発送するか迷ってしまいます。