生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1421 ・小沢一郎氏は明日、「無罪判決」か――日本の「法の正義」の行方は?

2012-11-11 07:37:09 | 日記

おはようございます。                                                                                  生き生き箕面通信1421(121121)をお届けします。

・小沢一郎氏は明日、「無罪判決」か――日本の「法の正義」の行方は?

 「小沢氏 2審も無罪か」という見出しをつけ、読売新聞が本日11月11日の朝刊(大阪版、37面)に3段扱いで掲載しました。明日午前、東京高裁で判決が言い渡される予告記事です。「新たな取り調べが行われず1回で結審したため、無罪が維持されるとの見方が強いが、判決が代表の関与をどう評価するか注目される」と、なにやら奥歯にものの挟まった記事です。読売新聞の記事は、既得権益勢力の広報紙として、小沢氏をなんとか「有罪」にしたい意図がにじみ出ています。

 既得権益勢力にとっての小沢氏は、現在の時代遅れになった秩序を廃して、人々が平和で心安らかな社会へ転じる新たな秩序づくりに「最後のご奉公」を期していることが、大きな脅威でした。

 それで、検察の持てる力を総動員して、社会から排除するシナリオ描き、実際に発動してきました。それが小沢裁判の本質です。これまでの長い捜査と裁判の過程で、検察はどうしても罪に陥れることができませんでした。最後は奥の手の「検察審査会」なる制度まで使って、有罪にしようとしてきたわけです。

 司法は「正義の最後の砦」のはずです。ところがこれまでに明らかにされてきたのは、「司法の正義」が極めてゆがめられかねない危うさです。裁判長は、既得権益勢力の意を大した判決を出さなければ、裁判官の人事を握っている最高裁の人事担当部局によってその後はドサマワリに回されることが多かったのです。

 そうした状況の中で、明日、「法の正義」が実現するか。日本にかすかにでも、希望をつなぐ余地が残っているか、明日の判決はそのリトマス試験紙です。