生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1438 ・「政治は未来をつくるもの」――嘉田新党のびわこ宣言

2012-11-28 06:45:47 | 日記

おはようございます。                                                                             生き生き箕面通信1438(121128)をお届けします。

・「政治は未来をつくるもの」――嘉田新党のびわこ宣言

 日本未来の党が「びわこ宣言」を発し、スタートしました。この宣言に盛られた内容に同調する同志を募る「この指とまれ」方式です。ただ、この宣言の全文が手に入らなかったので、本日11月28日付けの朝日新聞朝刊に掲載された宣言要旨(4面)を転載します。

 「政治は未来をつくるもの。右か左かではない。私たちが目指すものは日本の未来の安心。国民のみなさんに日本の未来を選択する選択肢を提示したい。                                                                                                                                                                                      

 中央集権体制を変え、現世代につけまわしてきた旧体制を変えなければならない。3・11後初の国政選挙であるにもかかわらず、「原発のない社会』に向けた議論は不透明のまま。自民党は原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠り福島事故への反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表。事故の重い責任を感じず、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない。

 原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県、琵琶湖だ。近畿圏1450万人の命の水源であり、琵琶湖をあずかる知事として、このまま国政にメッセージを出さないことは子や孫に対しても申し訳が立たない。

 国民の信頼を取り戻し、国民が希望を持つことができる、新しい政治の軸を立てる『びわこ宣言』を行う。未来を拓(ひら)く新しい政治を始めましょう」

 この宣言が問うているのは、第一には「原発」ですが、それよりも重く問うているのは「国家の品格」です。「日本の品格」です。日本の品格は、政治が最も大切にしなければならない資質です。ところが、その政治が率先して、「品格」を台なしにしています。

 宣言にあるように、このままの日本を子や孫に残すのは、申し訳が立ちません。今回の選挙で、「日本の品格」を立て直すきっかけをつかみたい。日本の「日の出」を迎えたいものです。

  *写真は、先日訪れた榛名湖と榛名富士の日の出です。