おはようございます。 生き生き箕面通信1436(121126)をお届けします。
・嘉田・滋賀県知事を第三局のトップへ、そして首相に、と待望論
「おやっ」と思わされました。本日11月26日の読売新聞朝刊一面に、こんな記述があったのです。見出しは「『生活』『脱原発』合流検討」でした。袖見出しは「『みどり』にも呼びかけ」。大手メディアは、第三局といえば「維新の会」と決めつけていますが、おっとどっこい、ここへきて「国民の生活が第一」がじわりと存在感をましています。
「おやっ」と思わされたのは、次の記述です。「小沢氏は周辺に新党結成の場合、党首に就かない可能性を示している。『生活』の幹部の中には、嘉田由紀子・滋賀県知事らとは脱原発政策で共闘できるとみて、党首に迎えたいとの声がある」というくだりの「嘉田知事のことです。嘉田知事を「党首に迎えたい」というのです。嘉田さんなら、「脱原発」の軸がぶれることがない、という信頼感があります。さらに、消費増税や反TPP(環太平洋経済協力協定)についても、方向性は同じ。
女性の多くは、「脱原発」「消費増税凍結」「反TPP」で思いを同じくしているのではないでしょうか。子どもを育てる母親は、「原発はいらん」と立場がハッキリしています。できるだけ政府の世話にならずに、自立した生活を望み、そのためにも職を得られる社会でありたいと考えているのだと思います。嘉田さんなら、女性票の支持を得られる。
21世紀は、女性の世紀です。20世紀型の男性はしばらくおとなしくしていた方が、日本はいい方向に進みそうです。嘉田さんが首相になる状況が生まれたら素晴らしい。
本日の朝日新聞朝刊はやはり一面で、「嘉田知事が新党検討 脱原発掲げ連携模索」を報じています。記事は「連携する政党は『みどりの風』などを念頭に置いているとみられ、やはり脱原発を掲げる国民の生活が第一の小沢一郎代表との連携も模索しているとみられる」と伝えています。
急浮上の嘉田知事。ご本人の詳細な考えは明らかにされていませんが、小沢氏は嘉田さんを説得して担ぎ出すと見られます。嘉田待望論は一気に強まるのではないかと期待しています。