生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1264 ・永眠する場所はお決まりでしょうか――墓活が盛んに

2012-05-25 06:16:53 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1264(120525)をお届けします。



・永眠する場所はお決まりでしょうか――墓活が盛んに



 自分が亡くなったあとの葬られる場所を探すシニアが増えているそう

です。この話、「最新『墓』事情」というタイトルでサンデー毎日(6月3日

号)が特集していました。墓を探す活動を「墓(ぼ)活」と命名したのは

赤瀬川原平さん(物忘れする自分を「老人力が高まった」と肯定する

「老人力」という本などで知られた作家であり、前衛美術家)。



 最近広がりをみせているのは、樹木葬。ニューフェースの「桜葬」は

250区画が2年で完売になったのだそうです。こうした墓活が広がって

きた背景には、「死後離婚」という現象があるとか。「熟年離婚しそびれ

たので、夫とは別の墓に入る『死後離婚』を考えている。マザコンだった

あの母子と一緒の墓に入るのは気持ち悪い。自分だけの墓で大の字

になって眠りたい」「夫はキライではないが、夫の家がイヤ」という人も。



 昨日5月24日に自分の母親の納骨をしてきました。母親が昨年亡く

なり、献体したことは、この箕面通信795号(昨年2月9日)で書きました。

その遺骨が、献体した群馬医大から還ってきたので、母親自身が生前

に用意していた墓とは別に、夫が眠る冨士霊園に分骨したのです。母

親は、夫とは別の自分だけの墓を用意して、清々していたようでした。



 特集では、「墓は先祖を供養するだけでなく、『死後の住処』『家族の

絆』『故人が生きた証し』との思いを込める傾向が強くなっている」とい

う声も取り上げていました。



 ボク自身は、父母が眠る冨士霊園の墓に入ることになりそうです。ただ、

昨日納骨の時に見たら、父親よりずっと大きな母親の骨壷がスペースを

占め、ボクが入る余地はなさそうでした。海か山への散骨でもいいので、

もう少し考えてみます。