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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1251 ・来夏は衆参ダブル選挙?

2012-05-12 06:56:30 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1251(120512)をお届けします。



・来夏は衆参ダブル選挙?



 民主党の輿石東・幹事長が突然、「衆参ダブル選挙で、時期は来年夏」

と打ち出し、波紋を広げています。いうまでもなく国会議員の最大の関心

事は選挙です。選挙に勝つためには、自分の政治信条を曲げることもい

とわないくらい大事な選挙です。



 藤村修・官房長官は「解散権は首相にある。解散の時期を(輿石氏と)

共有する案件ではない」と、幹事長の発言に不快感をあからさまにしてい

ます。解散権は、野田首相にとって、政治生命をかけて打ち出した消費

増税成立のために自民・公明と取り引きする有力な武器。そのためには

フリーハンドでなければならず、手を縛られては駆け引きもままならない。



 輿石氏にしてみれば、党内が割れている現状では消費増税の決着は

先送りしたいところ。さらに党内には選挙が怖くてなんとか先送りしても

らえないかという空気がある。ところが、消費増税を急ぐ野田首相は、自

公と折り合いがつけば増税と引き換えに早期の「話し合い解散」に応じる

かもしれない。公明党の場合は、運動員のエネルギーが拡散するダブル

は避けたい思いが強く、早期解散を望んでいる。



 そうしたもろもろの思惑がからみあった「解散・総選挙」の時期。それに

しても、いまだに憲法違反の1票の格差が是正されていないなかで、早期

解散が可能なような議論を平気で行う国会議員という種族の神経はどう

なっているのでしょう。



 しかし、そうした議員を選んだのは私たちでした。だから、国会議員さま

をそしることは、私たち自身をおとしめることになるのでした。