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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1250 ・「弁護士として捜査に問題がある」と福島瑞穂・社民党党首

2012-05-11 06:45:11 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1250(120511)をお届けします。



・「弁護士として捜査に問題がある」と福島瑞穂・社民党党首



 ひとり福島瑞穂党首だけがまともなように見えます。こと小沢氏の控訴

問題に関する限り。もちろん、小沢グループを除いてですが。



 昨日5月10日の社民党常任幹事会で、福島党首は「捜査に問題がある

と言われ、無罪判決が出たにもかかわらず控訴するのはどうか」と語気を

強めて発言した、と本日の朝日新聞朝刊が伝えています。



 日本は民主主義国であり、人権は守られている、とほとんどの人が思い

こんでいるのではないでしょうか。しかし、小沢氏の一連の裁判と「無罪判

決」が出たあとの「控訴」の動きをみても、実態は程遠いといわざるをえま

せん。欧米の国々からみれば、日本で行われている現実の姿は信じられ

ないほどおぞましく映るにちがいありません。



 国会議員は数多くいますが、民主主義の何たるか、人権の何たるかが

真に理解できている議員が皆無に近い実態に愕然とします。日ごろ、人

権を振り回す共産党ですら、「現在も小沢氏は限りなくクロに近く、国会に

証人喚問すべき」と主張しています。「控訴」に異を唱える国会議員が

福島さん以外にいないことに妙な匂いをかぐ思いです。ファッショの匂い

です。



 こうした風潮のときこそ、大手紙をはじめとするマスメディアが本来のチェ

ック機能を発揮すべきですが、そのメディア自身が率先して「小沢クロ」説

の旗を振っているわけです。メディアがチェック機能を発揮しなければ、そ

の国は滅びの道をたどるばかりです。



 こうしたなかでの発言だからこそ、福島党首の言葉には重みがありま

す。勇気ある発言と言えます。そんじょそこらの大手紙論説委員の言葉

など吹き飛ばしていしまうほどの威力と言えましょうか。



 無罪判決後の「控訴」に対して、言論界からまともな意見が出されない

のはどうなっているのでしょうか。自由な言論空間さえ「見えない取り締

まり下」にあるということでしょうか。私たちは、民主主義を貫徹すること、

人権を確立することにおいて、日々、努力を重ねる必要があります。