生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1245 ・アメリカの不良戦闘機に大盤振る舞い

2012-05-06 06:36:03 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1245(120506)をお届けします。



・アメリカの不良戦闘機に大盤振る舞い



 「原発ゼロ」に関心が集まる影で、あまり目立たなかったけれど見逃せ

ないニュースが伝えられました。次期戦闘機として決まったステルス戦

闘機F35を1機当たり190億円で購入するというのです。野田政権が今

年度予算で見込んだのは1機の本体価格が89億円ですから、単純に

比較すると倍以上の大盤振る舞いということになります。



 先に米ワシントンのホワイトハウスで行われた野田・オバマ会談後の

記者会見では野田首相が異常なほど高揚感にあふれていたそうですが、

それにしても高い買い物を押しつけられたものです。総理大臣自ら国民

の税金の無駄遣いです。



 米国防総省は4月30日付けで、日本が購入を計画しているF35 の42

機分の総額は推計100億ドルになると米議会に報告しました。単純計算

では1機約190億円となります。政府が今年度予算に盛り込んでいるの

は、1機当たり本体価格が約89億円です。



 国防総省が挙げた数字には修理のための部品やパイロットの訓練

費用も含んでいるので、政府経常の本体価格と単純に比較できない

面がありますが、それにしても高すぎる。



 しかもこの戦闘機、開発を始めた当時こそ高いステルス性が期待さ

れたのですが、開発が遅れているうちにレーダーのセンサー技術など

が進展し、いまではそのステルス性が著しく低下した欠陥品のレッテ

ルが貼られている代物です。



 それをアメリカさまのおっしゃる通りの値で「買わせていただく」姿勢

です。のダメ首相のアメリカ従属ぶりからは、当然のことながら独立国

としての気概が見えないノダ。



 日本は、野田・民主党政権のもとで著しく劣化が進み、官僚主導だけ

が強まっています。