カルテ番号 や・6(25)
予想もしなかった反応だ。
玲香は、院長と話をして変われるなら・・・と思っていたのだ。
まさか、手を当てた瞬間に変化があるとは。
しかも、院長の言う事が理解できない。
これからの人生が普通でない?
もしかして、とんでもない人と係わってしまったのか?
院長はゆっくりと、穏やかに話し出した。
「今の柳さんには理解できないかもしれません。
でも、これから否応無しに歩く道です。
普通の人の一生とは別な道です。
私も、柳さんの他に、もう一人だけ知っている道です。
地球という土台の上の生物としては、特殊ではありません。
特殊ではないのですが、圧倒的に少ない」
院長は、考えながら、言葉を探しながら話してくれている。
だが内容は少しも理解できない。
どうやら、私は特殊ではないと言いながら、特殊のケースらしい。
肝心な、その部分を話してくれない。
話すべきか、どうか、この院長も迷っているようだ。
一体、私に何が起こっているのだろう?
やがて、院長は自分で結論を出したようだ。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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