カルテ番号 や・6（14）
「どういうキッカケで、皆様は知り合ったのでしょうか？
私、とても興味があります。
皆様を見ていると、普通の知り合いではないように思えます。
とても深い、共通の知り合い。
同族、とでもいうのでしょうか。
そんな気がしてなりません。
御三方から、同じ雰囲気を感じます」
三人はお互いを見合わせて、嬉しそうに笑った。
「そうね、柳さんの感じた通りよ。
私達は、共通の出来事で結びついたの。
それぞれが、それぞれの理由があってのことだけれど・・・
共通なのは、それまでと変われた、ということかしら。
それも、同じ体験からなのよ。
だから、同じ雰囲気になるのかもしれないわ」
明木礼子が、代表して答えた。
玲香は、強烈にその体験をしたいと思った。
本来の目的は、新しい事業の内容を聞く事だった。
だが、それよりも、自分が変わったという体験を知りたかった。
玲香では、若すぎるのだろうか？
教えてくれるのだろうか？
秘密の出来事なのだろうか？
それが、例え怪しい宗教のようなものであっても、知りたいと思った。
（登場する人物・組織・その他はフィックションです）
（過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ～
１８年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Ｙａｋｋｏｏ」)
