goo blog サービス終了のお知らせ 

水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「人には・105」

2013-04-24 19:32:57 | Weblog



収集は所有という概念が土台になる。
現代では、人間は所有欲があると思われている。
ところが所有という観念は、かなり時代が経ってからだ。
人類の歴史という尺度なら、ほんの数センチ前からだ。
数千年前に、人は組織を作り、国という概念を作った。
数百万年前からの歴史の100分の1にもならない最近だ。

国を統治する極一分には所有という概念が芽生えた。
が、大部分の人間には所有という概念はなかった。
例えば日本。
明治になるまで、大部分は苗字がなかった。
つまり、家柄という概念がなかった。
あったのは極一分の武士階級や貴族階級と江戸中期以降の商人だけだ。

苗字が無ければ、財産という概念は生まれない。
所有しても意味が無いのだ。
もちろん、一生の中で一時的には所有はある。
欲はあるからだ。
あっても人生の儚さも日常茶飯だ。
所有や収集に生き甲斐を感じるのは、一部の特権階級だけだった。




(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする