水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・52」

2007-09-27 14:54:21 | Weblog



  第四章(10)
  舎利子 色不異空 空不異色

色不異空と空不異色。
何故続けたか?
同じような言葉を何故続けたか?
話し言葉なら納得できるのだ。

「空しいよなぁ(色不異空)」
「だけど、空しさが救いだぜ(空不異色)」
二つの言葉で優しさが溢れるのだ。
これを字面だけで訳したのでは味気無い。
正しいかもしれないが、心が通じない。

この後も同じようなパターンが続く。
優しい話し言葉だから、同じような単語になる。
だから訳を変えてこそ、活きる。
経は、活かして、初めて役に立つのだぜ。

 

(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
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