水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・48」

2007-09-23 19:29:00 | Weblog



  第四章(6)
  舎利子 色不異空 空不異色

日々、生きているのだ。
いろいろな事がある。
いろいろな苦しみがある。
何故苦しみがあるのか?
ブッちゃんが出家したキッカケだ。

人やケモノや妖怪の苦しみを観てきたのだ。
苦しみがある事を観てきたのだ。
「苦しみは実体がない」という表現もできる。
でも、それだけでは心に響かない。
苦しみを実感しているモノ達がいるのだ。

心経という濃縮した熟字では「色不異空」。
だが、ここは話し言葉だぜ。
そのままの訳では話し言葉にならない。
そのままでは心に響かない。

「生きているって、いろいろあるよなぁ」
「苦しい事も楽しい事もあるし、年もとるよなぁ」
「生まれてくるモノもいるし、病気になるモノもいる」
「川の形も変わるし、村だって変わる」
話し言葉の「色不異空」はこうだったろなぁ。


(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
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