水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
第三章(2)
照見五蘊皆空 度一切苦厄
「五蘊(ごうん)」は「五つの集まり」の事だ。
だけど仏教用語だから決められた意味がある。
色・受・想・行・識の五つだ。
一応、(認識する)この世の五つの要素だ。
この後の文にも重複して書いてある単語だ。
しょうがないけど、従うかぁ・・・。
ワシが勝手に五つ集めるわけにもいかないのだ。
もし、ワシが勝手に集めるとしたら・・・
色恋・甘受・妄想・乱行・非常識・・・。
おぉ~!意味は繋がったなぁ・・・。
色は「いろ」じゃなく「しき」だぜ。
「いろ」は見えない世界側。
「しき」は見える世界の全て。
つまり「物質」のことだ。
色界とは物質世界のことになる。
色恋沙汰は、感情世界(見えない世界)。
アレコレ、うっとうしい事柄らしい・・・。
メンドウクサガリ屋には苦手の世界だ。
「いろ」と「しき」は同じ字でも正反対なのだ。
混同しやすいよなぁ・・・。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
第三章(1)
照見五蘊皆空 度一切苦厄
前の文(第二章)。
「超楽な状態(超力が抜けた状態)の時」の続きだ。
「照見」は「よ~く見えちゃったぁ!」
それは、秘密にするような事じゃない。
よく見れば当たり前だったぜ、という意味だ。
何かを解明する方向が二つある。
一つは、自分から探求する。
もう一つは、対象が勝手に姿を見せる。
ほとんどは努力と精進で自ずから答えを見つける。
・・・・エライ!
何度も言うが、根性や才能のある人ばかりじゃない。
ナマケモノだって、結構いる。
いる、と思う・・・
きっと、いるにちがいない。
ワシは(自立した根性無しの)ナマケモノだ。
だから他の人の事まで調べない。
だが、ナマケモノだって「知る」方法がある。
「見る(解明する)」方法がある。
相手(対象)が勝手に明らかになってくれればいい。
「照見」の意味は、この方に近いと思うぜ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)