【空海】
お前ぇ、バカだろ。
バカは考えちゃダメだ。
バカは小せェ事、考えるんじゃねェ。
小さくまとめるのは、小利口がする事だ。
人間はバカか小利口しか居無ェんだからな。
バカは限度が無ェんだ。
小理屈、使うんじゃ無ぇぞ。
どうせバカなんだ。
常識にとらわれるなよ。
他人の目なんざァ、気にするタマじゃ無ぇだろ。
【ワシ】
はぁ・・・おっしゃるとおりです・・・。
バカが小理屈使ってもサマにならない。
ワシの仕事は理屈を使ったら活かせない。
技や知識から外れたモノを相手にしている。
「生命」だけ観ていればいい。
ナニモノかが、手伝ってくれる。
空海さまは適切に優しい言葉を伝えてくれる。
【空海】
おい、「さま」は止めろよ。
他人行儀になると、波動が届き難いんだよォ。
お前ぇバカだから、オレと繋がって無ェとマズイだろ。
能が無ぇんだから、一人立ちできると思うなよ。
【ワシ】
はぁ・・・ごもっとも・・・。
というわけで、ワシは何の才能もありません・・・。
バカです。
ナマケモノです。
いいかげんです。
スケベです。
だから、空海は繋がってくれているようです。
ラッキーです。
【空海】
もう少しマトモなら世話ァしねぇんだ。
バカのくせに「生命の浄化」に手を出すからさァ。
しょうが無ェだろ。
オレは僧だし、行者は優婆塞(うばそく)だしよォ。
お前ぇ、バカでも身内みたいなものだしなァ。
【ワシ】
どうやら、ワシの仕事は治療者じゃないらしい。
そっち系統だったんだ・・・。
何となく近いとは思ってたけど・・・。
まぁ、何だっていいか。
ヘマがあれば、空海のサポートが下手ということで・・・。
(この畏れを知らぬ言い方はバチが当ると思う・・・)
【空海】
バカにバチを当てるヤツァ、居無ェよ。
安心しな。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」