水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

忘れる・5

2005-09-11 23:05:17 | Weblog

体験は魂に刻まれる。
思い出は心で記憶する。
体験の感想は心だ。
心は嘘つきで当てにならない。
だから体験の感想は変る。

あの時は辛かったと思ってたのに・・・
今となっては懐かしい。
甲子園を目指して血と汗と涙の日々。
「オトコは顔よ」
振られた思い出・・・。

体験は消せない。
忘れても、消えない。
だが、感情や感想は変るのだ。
感情や感想は「忘れる」対象なのだ。
「忘れぬ」出来事があってもいいが、
「忘れぬ」感情は苦しみを生むだけだ。

喜び、悲しみ、嬉しさ、辛さ。
その時に出会う感情がある。
喜びに出会ったら、喜ぶ。
悲しみに出会ったら、悲しむ。
それで充分だろう。

今、悲しみに出会ったわけでもないのに、
悲しみを「思い出して」嘆く。
今、怒りの場面でもないのに、
怒りを「思い出し」腹を立てる。
生きている「今」を犠牲にして。

心は体験を味わう為にある。
心だけ取り出すのは歪みになる。
多くの人が勘違いする。
心が単独で大切だと勘違いする。

心はいつでもオマケなんだ。
体のオマケ。
出来事のオマケ。
心はセットで味わうモノだ。

だから、その都度「忘れる」のが活用。
心は「忘れる」と活きてくる。
意志は心からアプローチするが、
魂に刻むから、忘れても大丈夫だ。
(いったい、このテーマで何を書きたかったのか?
・・・・忘れてしまった・・・・)



(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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