書名にグィと惹かれますね。「アホ」と「神」が関係するなんて?これが不思議ですが、出版元のサンマーク出版の営業担当者も書名には恐縮しながらも拡販の体制だけは整えています。
バイオテクノロジーの世界的権威である村上和雄・筑波大学名誉教授がこれまでの研究の過程で感じた生き方の知恵を著しています。「『苦しいときこそ笑っていられる』ようなアホやバカが、いまこそ必要なのだ」ということが本書の趣旨です。「安っぽくものごとを考えず、早わかりしない。鈍で重だが、深く大きく思考する。」そういう徳のある人が最後に成功する。さらには利他の心を忘れない!
当店の人間学の棚の重要なキーマンでいらっしゃられる村上先生にはいつも教えられることが多い。店頭でも村上本は好まれて読まれています。