副題が「あなたは、黒字社員?赤字社員?」となっており、会社で起こる様々な事象に対して、どうのように対応するかで、社員を判断しています。これを読んでいると、その社員の意識の置き所、そしてその行動がよくわかり、「いかにすべきか」が明確にわかり、すぐさま変わることができます。
例えば、報連相についてですと、
赤字社員=案件の進捗を報告しない
白字社員=案件の結果が出てから報告する
黒字社員=「まだ着手していない」ことも報告する
と「やっていない報告」までできると合格となります。
もうひとつ、これは有名ですが、「レンガを積んでいたら、『何をしてるの?』と聞かれた場合、
赤字社員=レンガを積んでいると答える
白字社員=責任者に聞いてくれと答える
黒字社員=教会を作っていると答える
と、全体像が見えている人が黒字を生んでくれます。
誰もができる人になれる指針書です。しかし、そのためにもリーダーの力が黒字社員を生むと肝に銘じなければなりません。
『できる社員の損益分岐点 あなたは、黒字社員?赤字社員?』(松尾喬著、実業之日本社、本体価格1,000円 )
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