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1週間であなたは伝説になる挨拶のバカ力!

2017-10-01 14:06:39 | 

  著者の世之介師匠は落語家でありながら、大正大学客員教授として、学生に心理学、脳科学、生理学などの分野の研究を行い、言葉や所作などのコミュニケーションの専門家です。世の中を渡り歩くには、人間関係が一番大切です。人は一人では生きていけませんからねぇ。そのためには、本書の内容はとてもわかりやすく、そして、実践しやすいように書かれています。

  まずは、挨拶から。挨拶はコミュニケーションのはじめの1歩。挨拶はするものと思っている方が多いでしょうが、なぜするのか?

   挨拶とは禅語であり、「心の中を推しはかり、相手の悟りの程度を知ろうとする」ことです。つまり、こちらからは相手へのコミュニケーションの入口として、相手の気持ちをこちらに向けるための言葉です。ただただ、言葉だけではなく、互いに立ち止まり、相手の顔を見て挨拶をする所作が必要になります。相手を大切に思う気持ちを表し、笑顔で(和顔愛語)、語先後礼であれば素敵です。論語でいう「仁」を発揮すると、お互いの脳が気持ち良いと感じ、脳内物質を湧出します。そして、心が整い、人格も向上するのです。良い言葉(プラス語)を使う意味も理解できると思います。

  特に、所作は視覚誘導を招き、よりよく相手の印象を良くします。人間関係は相手からの評価がベースですから、所作は第一印象の大きな要です。ですから、

「所作を整えることは心を整えること
 所作を磨くことは心を磨くこと」


に結びつきます。テーブルマナーにしても同じです。常識で知っておかないと思うよりも、相手が心地良く思うためにはどうすればよいかの思いやりで全ては解決します。そのためにも、3S(Smile、Shake hand、Sign)を大事にしてきたいですね。Signは手書きの手紙になります。コミュニケ―ションはリアルが最も重要なことはよくわかりました。

『1週間であなたは伝説になる挨拶のバカ力! ことばと所作のスペシャリストが講義します』(金原亭世之介著、三五館、本体価格1,200円) 

 

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