アバウトなつぶやき

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今時のミシン

2006年08月03日 | しゅげい
 突然ですが、ミシン、買いました~♪
 実は少し前、小さな縫い物をするためにミシンを出したところ針が全く進んでいかなくなっていたのです。
 前に使った時は動いてたのに~?なんでいきなり?

 うちから車で5分程度の場所に、ミシン専門店があります。
 機種も、どこで買ったかも問わずに修理もしてくれる、とてもありがたいお店です。
 実はすぐにそこへ修理をお願いし、快く預かってもらったのですが、2日後に電話がありました。
 どうやら部品の中にプラスチック製のなんとかっていう部品があり、それが割れてしまっているのだそうです。本来なら部品を取り寄せるだけで済むのですが、なにせ30年近く前のミシンの上に、ワタクシの使っていたミシンは「リッカー」製。リッカーはもう10年以上前に倒産している上に、リッカーミシンは機種において部品の互換性が低いのだそうです。だから部品の取り寄せが困難…というか、不可能に近いとか。
 後でミシンを引き取りに行ったところ「分解してどこが悪いか説明します。」と言ってくれたのですが、「結構です。もう古いしリッカーだしで諦めてましたから。それより、直線縫いと簡単なジグザグがある程度のミシンでオススメがあったら教えてください。3~4万円程度だとすぐ買えるんですけど…。」と訊ねてみました。

 専門店という事で、義母は「あのお店は高いし、中古品とか売ってるんでしょ?」なんていぶかしんでいましたがそんなことはありません。店長さんと話したのですが、とても丁寧な説明をしてくださいました。(ミシンしか売ってないのにつぶれないのが不思議でしたが、どうやら隣で洋裁教室も開校している様子です。)
 まず説明してくれたのは、「軽いミシン」について。
 今、ミシンは小型化して女性でも扱いやすい軽いものが流行しているのだそうです。値段も1~2万円で買える安価なものが多いのが特徴です。
 あまりミシンを使う機会がなく、厚地を扱わない人ならこれで充分なのだそうですが、手芸が好きで頻繁にミシンを使う人には向いていません、と説明は続きます。
 「これを見てください。」
 
 手前の緑色のミシンが小型ミシン。軽量化のためにモーターは小さく、主軸が細くなっているのが分かります。
 この店では小型ミシンというとブラザーが主流だそうで、重さはわずか3kg弱というものがありました。値段も19800円、なかなか手軽な価格です。でも、この重さの小型ミシンはモーターが小さいため、壊れることも多いのだそうです。
 「いえ~、今まで使ってたのがかなり重いんですから軽い必要は無いんですよ。重くても良いので、壊れにくくて安いのっていうとどれですか?」
 「ブラザーはね、4~5万円クラスでも…ほら、軽いでしょ?ブラザーはね、刺繍の機能は一番進んでるんです。ミシンで絵柄を描きたい人にはブラザーがお勧めです。でも、そういう機能が必要ないのであれば…うちの店のおすすめはこれです。」
 で、勧められたのが39800円(希望価格90000円)のジャノメミシン。従来サイズのモーターで機能はシンプルですが、今時のミシンに大切な機能「左基線」という直線縫いも備えています、とのこと。
 ミシンを使う時にあまり端から縫い始めると生地を下糸方向に巻き込んでしまうと思うのですが、「左基線」という機能を使うと針の軸が左にずれるため押え部分が多くなり、生地を巻き込む事が減るというのです。なるほど~。
 もうすっかりそれを買う気でしたが、カバーがソフトカバーだというのでちょっと躊躇。するとその上位機種を見せてくれて、「こちらはハードケースでコードリールだし、厚物が得意ですよ。」とのこと。価格…5000円アップなだけか!よし、これに決まり♪

 っつーことで昨日、お金握り締めて買いに行ったのでした。
 うちにやってきたのはジャノメミシンのMD502なり~♪フットコントローラーをオプションでつけて5万円程度になりました。
 さて、何を縫おうかな♪