アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

皇帝にもらった花のたね(読み聞かせ9)

2010年03月08日 | よみもの
 大変ごぶさたしております。
 もう少しで1ヶ月経ってしまうところでした^^;
 書きたいネタはちょこちょこあるのですが、また折を見て…。

 さて先週の読み聞かせは1年生。
 春らしい読み物を図書館で探していて、ピンときて手に取った絵本がコレ。


皇帝にもらった花のたね

 春といえばやっぱり「花」ですよね♪


 むかしむかし、花をあいする皇帝が、およつぎをえらぶことになりました。皇帝はくにじゅうのこどもに花のたねをわたし、たいせつにそだて、いちねんごとにみせにくるようにといいました。そのなかからおよつぎがえらばれるのです。
 花をそだてるのがだいすきなおとこのこ、ピンも、皇帝にもらったたねをまきました。ところが、どんなにせわをしても、たねからめがでてきません。とうとういちねんがたち、きゅうでんにいくひになりました。こまったピンは…?
 子どもの勇気と誠実さを描いた、愛らしくも緻密なイラストが魅力の絵本。



 この本の作者のデミさんはアメリカ人の女性作家ですが、中国人の夫が語る昔話を題材にしたりして100冊以上の本を出版している人気作家だそうです。
 そのため、この本も中国調。
 表紙だけでは伝わらないと思いますが、中のイラストはとても緻密で美しい絵本です。花や子どもがとっても愛らしく、見てるだけでも楽しめます。
 お話としては正直な主人公が報われる、という内容で分かりやすいため読み聞かせに使いましたが、せっかく絵が綺麗なのだから手にとってじっくりと読んだほうがよりこの本の魅力を感じる事が出来るかもしれません。
 ぜひ、おうちでお子さんと一緒に読んで頂きたい本です。

 ちなみに、この本は普通の速度なら10分弱で読めます。


※「読み聞かせ」検索でたどり着いた方へ
 私が読み聞かせに使った本とその時間をメモしています。
 カテゴリの「よみもの」をクリックすると今までの投稿も出てきます。
 あまり熱心な活動はしていませんし投稿数も少ないのですが、私も時々検索しているので同じ境遇の方がいるかも…と思いました。どなたかの参考になれば幸いです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿