大掃除のシーズンですね。
マメに掃除をしてる人にはありえない話かもしれませんが、うちには普段掃除をしない場所というのがございます。
まぁ、「ここだけ」って言えるほど「他のところは大丈夫」ってワケでも無いんですけどね。特にやらない場所というのがございまして…。
そこは、うちの西側の窓の外側。
その窓のすぐ脇にエコキュート(深夜電気温水器)が設置されており、前には毛虫がよく付くハナモモとアジサイが窓の際まで枝を伸ばしています。冬になると葉が落ちるので入りやすくなりますが、夏だと虫が付いた枝を掻き分けないといけないので、ワンシーズンに一度窓ふきをするだけ。
室内は頻繁に使うので窓の開け閉めはあるのですが、外側まで掃除するのは年に2~3回というわが家の死角になっている場所なのでございます。
前置きが長くなりましたが、その場所に今日、掃除のために回り込んでみたんです。
そしたらその窓のすぐ下に、大きなジガバチの巣が!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/3cee37819283760c94648715be839d96.jpg)
ジガバチの仲間は、トックリバチが有名ですね。土でトックリ型の巣を作る、お腹のところが細くくびれてお尻がぷっくりしたグラマラス(?)な虫です。
ジガバチは本来 土中に巣を作るので、これはアメリカジガバチの巣だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3c/5c67d21c709ffb6e10e3ebc09809d071.jpg)
ジガバチが蛾の幼虫を捕まえるのに対し、アメリカジガバチ(帰化種)は蜘蛛を幼虫のエサとし人家によく巣を作るというので、成虫は見ていないけれどアメリカジガバチの巣と考えるのが自然でしょう。
虫に詳しい人なら耳にした事があると思うのですが、「ジガバチは痛い」らしいんです。
あの形からは人を刺すようには見えないのですが、「スズメバチは刺されたら死ぬ事がある。ジガバチは死には至らないけれど猛烈に痛い」と言う人もいるほど…。
ワタクシ自身は蜂に刺された事が無いのでその違いは分かりませんが、いくら虫が平気でも蜂とゴキブリはさすがに怖い!
こりゃぁ主人に、バイクに乗るときのツナギとヘルメット姿で撤去してもらわねばなるまい…、しかしあの男が虫退治をやってくれるだろうか…。
そう思いながら「あ~っ、どうしよ~」と叫んでたら、それを聞きつけて長男がやって来ました。
「何?」
「ジガバチの巣があったんだけどさぁ。あれは刺すらしいから取るのコワイんよ。とーちゃん、ツナギ着てやってくれんかなあ。」
「え~?とーちゃんは(バイク用品を防護服として使うのは)無理やろ~。それより、ボクどんなんか見たい!」
「ん、おいで。」
長男にどれのことか教えてあげました。
「うわっ、なんでこんな大きさになるまで置いといたん!?」
「だって、前に見た時はこんなに小っちゃかったもん。」
そう、夏に見たときは親指の爪ぐらいのサイズだったのです。
「そんなん小っちゃいうちに取るもんやろ~。」
「そんなこたー分かっとるけど、その時に親蜂が飛んできたらどーすんのよ!」
しばらく長男と掛け合いをしておりましたところ、長男が「ボク、ちょっと棒で触ってもいい?」と言い出しました。
「いいけど、なんか出て来たら知らんよ。あたし逃げるし。」
「かーちゃん、ボクを置いて逃げるつもりやな!ひどいぞ!」
「あんたも全力で逃げろ!」
…とか何とか言いつつ、長い竹を持ってきて遠くから力を入れて崩してみましたが、何か出てくる気配ナシ。
調子に乗って移植ゴテで崩す長男。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fa/f1eb8c9ca16625481cd50b87785d0ad6.png)
「かーちゃん!コレ見て!」と言うのでおそるおそる近寄って見ると、こんな風に幼虫用のお部屋がいくつかある構造になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/8c/d900df402f72a8c128f82459b44611de.png)
おや~?これだと成虫の居場所は無いよ?
後で色々と検索してみたところ、トックリバチの習性として
トックリバチは泥でとっくり形の巣をつくるのでこの名前がある。家の壁や枯れ草の茎など気にいった場所に泥をこねて巣をつくる。巣ができるとまず卵を1個産む。それからアオムシをたくさん詰めこみ、巣にふたをする。母バチが幼虫の世話をすることはない。
という表記を見つけました。
つまり、この仲間の巣には成虫は住んでいないわけですね。そして、もっと早い時期にこの巣を崩していたら半殺し状態になった蛾の幼虫か蜘蛛が出てきたってことでしょう…。
!今、取り除いて良かったね!!!
何はともあれ、これで安心して窓を開けられます。
なんでもかんでも かーちゃんに頼る息子だと思っていたのに、親の代わりに退治しようとしてくれたのが嬉しかったよ~。ありがとう!長男♪
マメに掃除をしてる人にはありえない話かもしれませんが、うちには普段掃除をしない場所というのがございます。
まぁ、「ここだけ」って言えるほど「他のところは大丈夫」ってワケでも無いんですけどね。特にやらない場所というのがございまして…。
そこは、うちの西側の窓の外側。
その窓のすぐ脇にエコキュート(深夜電気温水器)が設置されており、前には毛虫がよく付くハナモモとアジサイが窓の際まで枝を伸ばしています。冬になると葉が落ちるので入りやすくなりますが、夏だと虫が付いた枝を掻き分けないといけないので、ワンシーズンに一度窓ふきをするだけ。
室内は頻繁に使うので窓の開け閉めはあるのですが、外側まで掃除するのは年に2~3回というわが家の死角になっている場所なのでございます。
前置きが長くなりましたが、その場所に今日、掃除のために回り込んでみたんです。
そしたらその窓のすぐ下に、大きなジガバチの巣が!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/3cee37819283760c94648715be839d96.jpg)
ジガバチの仲間は、トックリバチが有名ですね。土でトックリ型の巣を作る、お腹のところが細くくびれてお尻がぷっくりしたグラマラス(?)な虫です。
ジガバチは本来 土中に巣を作るので、これはアメリカジガバチの巣だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3c/5c67d21c709ffb6e10e3ebc09809d071.jpg)
ジガバチが蛾の幼虫を捕まえるのに対し、アメリカジガバチ(帰化種)は蜘蛛を幼虫のエサとし人家によく巣を作るというので、成虫は見ていないけれどアメリカジガバチの巣と考えるのが自然でしょう。
虫に詳しい人なら耳にした事があると思うのですが、「ジガバチは痛い」らしいんです。
あの形からは人を刺すようには見えないのですが、「スズメバチは刺されたら死ぬ事がある。ジガバチは死には至らないけれど猛烈に痛い」と言う人もいるほど…。
ワタクシ自身は蜂に刺された事が無いのでその違いは分かりませんが、いくら虫が平気でも蜂とゴキブリはさすがに怖い!
こりゃぁ主人に、バイクに乗るときのツナギとヘルメット姿で撤去してもらわねばなるまい…、しかしあの男が虫退治をやってくれるだろうか…。
そう思いながら「あ~っ、どうしよ~」と叫んでたら、それを聞きつけて長男がやって来ました。
「何?」
「ジガバチの巣があったんだけどさぁ。あれは刺すらしいから取るのコワイんよ。とーちゃん、ツナギ着てやってくれんかなあ。」
「え~?とーちゃんは(バイク用品を防護服として使うのは)無理やろ~。それより、ボクどんなんか見たい!」
「ん、おいで。」
長男にどれのことか教えてあげました。
「うわっ、なんでこんな大きさになるまで置いといたん!?」
「だって、前に見た時はこんなに小っちゃかったもん。」
そう、夏に見たときは親指の爪ぐらいのサイズだったのです。
「そんなん小っちゃいうちに取るもんやろ~。」
「そんなこたー分かっとるけど、その時に親蜂が飛んできたらどーすんのよ!」
しばらく長男と掛け合いをしておりましたところ、長男が「ボク、ちょっと棒で触ってもいい?」と言い出しました。
「いいけど、なんか出て来たら知らんよ。あたし逃げるし。」
「かーちゃん、ボクを置いて逃げるつもりやな!ひどいぞ!」
「あんたも全力で逃げろ!」
…とか何とか言いつつ、長い竹を持ってきて遠くから力を入れて崩してみましたが、何か出てくる気配ナシ。
調子に乗って移植ゴテで崩す長男。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fa/f1eb8c9ca16625481cd50b87785d0ad6.png)
「かーちゃん!コレ見て!」と言うのでおそるおそる近寄って見ると、こんな風に幼虫用のお部屋がいくつかある構造になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/8c/d900df402f72a8c128f82459b44611de.png)
おや~?これだと成虫の居場所は無いよ?
後で色々と検索してみたところ、トックリバチの習性として
トックリバチは泥でとっくり形の巣をつくるのでこの名前がある。家の壁や枯れ草の茎など気にいった場所に泥をこねて巣をつくる。巣ができるとまず卵を1個産む。それからアオムシをたくさん詰めこみ、巣にふたをする。母バチが幼虫の世話をすることはない。
という表記を見つけました。
つまり、この仲間の巣には成虫は住んでいないわけですね。そして、もっと早い時期にこの巣を崩していたら半殺し状態になった蛾の幼虫か蜘蛛が出てきたってことでしょう…。
!今、取り除いて良かったね!!!
何はともあれ、これで安心して窓を開けられます。
なんでもかんでも かーちゃんに頼る息子だと思っていたのに、親の代わりに退治しようとしてくれたのが嬉しかったよ~。ありがとう!長男♪
それにしても、i-boshi母子の掛け合いは笑えますねぇ。長男君、えらかったね 予告どおり面白かったよ~。
虫の話題は平気な人が少数派なもんで。
おぉ、2階のトイレにあったの?それって内側?外側?
調べまくってたら、トックリバチは刺されても人体に害は無いって書いてあるサイトもあったよ。本当はどっちだろうね。
でも、アウトドア教本系の書きモノには「ジガバチは刺す」って書いてあるんだよ~。どちらにせよ、いじめなけりゃ刺さないだろうけどね。
巣が見れたのが面白い♪&楽しい~。
前にうちも土蜂の種類だと思うんだけど、
傘立ての下に巣を作りかけてて、親蜂がいないときを見計らって、へっぴり腰で巣を壊したら、
緑色の幼虫がうねうね~って出てきたー。
壊すまでがドキドキするよね!
職場に蜂が出たときのようです。
はは~。
勇気ありますね。すご~い。
でも、成虫がいなくて良かったです。
これで安心できますね。
そーいえば、うちにもそんなかたちのがあるんですよ。怖いので放置していたんですが、中身はからっぽかも~。
サナギの写真って、嫌いな人には鳥肌モノかな?と思ったんですよ。
緑色の幼虫ってことは、狩られたエサってヤツですね。そーゆーの気色悪いよ~^^;
壊すまでがドキドキっていうの、よく分かります!
うちも「出て来るかどうかのスリルがたまらんな~」って話になりましたもん(笑)。
でも、うちの長男が見たら「小さいうちに取れ」って言うかもよ(笑)。
どうやら成虫の巣ではないようなので、この時期に取ってみてはいかがですか?中身は空っぽの可能性は大きいし、もしも入っててもきっとうちと同じでサナギだよ。
翔ちゃんに壊すところを見せると、強い子になるかも!今から鍛えて、将来、蜂退治をしてもらおう!
しかし、ちょっと放置すると、こんなに大きな巣を作ってしまう蜂もすごい!
毎日ちょっとずつ土を運んできたのねーと、感心したりして…。
i-boshiさんの記事のおかげで、「トックリバチ」の巣を子供の頃に兄と一緒にみつけたことを思い出しました。
一緒に見つけたということは、お兄様と仲良しだったんですね♪
ワタクシ自身、ちゃんと見た事が無いのが「蟻地獄(ウスバカゲロウの幼虫)」。どこにでもあると言われるのですが、気にしていなかったせいか本物の心当たりが無いのです。
ばーちゃんちに時々成虫が入ってくるから、うちの庭にもどこかに居そうなものなんですが…。
虫も人間に害さえ為さなきゃ面白くっていいですよね(^^) 蜂が土やエサを運んでるところを見てみたい気もしてます。
巣を突っつこうとしたご長男に心から敬意を表します。
先日玄関を開けたら、すぐ左の窓の桟のところにスズメバチらしき虫が止まっていて
網戸越しに殺虫スプレーを約1本かけまくったのは私です。
なので網戸もマンションの通路もベタベタ(涙)
その後管理人さんに処理していただきました^^;
アリさえも怖いのだ。。。あたし(涙)
それなのにこの記事も読んでくださったんですね、スミマセン。サナギの写真はさぞかし衝撃だった事でしょうに…。
この巣の話を長男としていたら、長男の同級生のお兄さんは中学生でありながら、1人でスズメバチの巣にビニール袋をかぶせ、その中に殺虫剤を吹き付けてドッジボールサイズのスズメバチの巣を手に入れたって話でした。
これにはワタクシも感心しましたが、そーゆー子供がこの辺ではちょこちょこ居るようです^^;
「負けた」って思いましたもん。(←張り合ってるワケでは無いですが…。)
スズメバチは怖いですよ~。
子供が刺されても困りますもんね。