アバウトなつぶやき

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シュトーレン

2006年12月09日 | たべもの
 もうそろそろクリスマスの声が聞こえてきましたね。
 クリスマスのお菓子といえば…ということで。今日はチロちゃんと一緒にシュトーレンを焼きました。
 シュトーレンは「坑道」という意味で、形がトンネルの形に似ていることに由来しているそうです。→シュトレン(Wikipedia)
 一説にはキリストの使った枕に似せた形とも言われます。
 そして、粉砂糖はイエスが生まれたときに包まれた白い産着をイメージしてるのだそうです。だからクリスマスのお菓子なんですね。
 ご存知の方も多いと思いますが、降誕節に用意して日曜ごとにろうそくを1本ずつ灯してクリスマスまでの4週をかけて食べる…とかいう、ワタクシには馴染みの無い習慣の、なんとも気の長い食べもの。昔は材料が高価だったので少しずつ食べる習慣になったとも言われます。

 シュトーレンのレシピはさまざまですが、今日のレシピはチロちゃんが以前に通っていたパン教室の先生のレシピを使いました。
 なんでもシュトーレンは先に生地を作ってからナッツやフルーツを混ぜ込むそうなのですが、今日のレシピは生地を捏ねる段階でフルーツも混ぜてしまいます。先に入れるのと後から入れるのとでどんな違いが出るのかは知らないのですが、ちゃんと美味しい生地が出来たと思います。


 これはオーブンから出したところです。
 型を使わずに、小判型にした生地を3分の1程度のところから折り重ねています。本当はこの後、折り重なったところを押えて山形をハッキリさせた方が良いようです。(型を使わない成形→ドイツパンの店 オリヂンカワモト
 もう少し細長くすると一般にイメージするシュトーレンの形になると思うのですが、なにせオーブンのサイズに合わせるとこの幅でないと入りません^^;
 トンネルっぽくはないけど枕っぽいですよね?
 キリストの枕説に一票~♪

 これに溶かしバターを塗って粉砂糖をふりかけると…

 こんなカンジになりました。
 発酵菓子なので作ってから日持ちもするし、しばらく置いた方が良いそうですが、天然酵母じゃないドライイーストの場合もそうなんでしょうか。まぁ、何でもいいや。とりあえずお味見(笑)。
 うんうん、いいんじゃないの~?溶かしバターに発酵バターを使ったから香りがしっかり出てる♪
 焼立てなのでまだふんわりしてます。これを何日も置いておくと、ずっしりしてくるんでしょうね。
 今回も生地作りはホームベーカリーの生地作りコースに任せたので簡単でした。
 この時期に喜ばれる食べものですから、作ってプレゼントするのも良いかもしれませんね。