氷deアイスキャンデー

　買い物から帰ったら、先に長男が家に帰っていました。あら、今日の下校は誰かの車に乗せてもらったんだ。早いじゃない。
　部屋の中は蒸し暑い状態。なに？窓も開けずにいたの？
　どうやら暑い部屋で20分近くじっとしていたようで、汗をかいていました。で、その汗をかいた顔のままで「かーちゃんコレやろう！」と１冊の本を持ってきました。
　持ってきたのは、通信教材の実験特集号。
　ボールに氷を入れて魔法の白い粉を振りかけると…氷の中にグラスごと差し込んであったジュースが凍ってアイスキャンディーの出来上がり！
　つまりは塩をかけると氷点を下がることを利用して、冷凍庫を使わずにアイスキャンディーを作ろうというものなのですが、コレをしようと思うと冷凍庫の中の氷を全部使わないといけない位の氷が必要。夕飯時に麦茶に入れる氷がなくなるよぉ。
　しかし額に流れる汗を見たら「やっても良いかな」という気になりました。さっそく実験。
　あまりたくさん入れすぎると冷えが悪いかと思い、２本にとどめておきました。
　結果、３０分ほどで出来上がり。
　コーヒー牛乳を入れたところ、見事に固まっていました。食べてみると、いわゆる氷菓。そんなに美味しいものでもないんじゃない？
　でも、作る行程が楽しいと、とても美味しく感じるみたい。「かーちゃん！本当に凍ったね！美味しいね！」と言いながらほおばる長男。そうか、良かったね。自分で作るだけでそんなに美味しいのなら、もっともっとお手伝いしてよ～。