野歩き

　昨日の薬草観察会で、やっとイタドリを覚えたシロウタ。シロウタがイタドリを食べた事がないと言うので「今度採りに行く時にはシロウタも連れて行ってやって」と実母に頼んだら「えぇ～？もう時期が遅いから、行くならすぐにでも行かないと！」
　…というわけで昨日の今日ではありますが、早速、実母が講師の自然観察会が実施されました。

　「先生、今日はどちらを回られますか？」とシロウタ。
「ね、（ワタクシを見て）アンタんちのお墓に行く途中にコゴミがあるの知ってる？ああいうのを今みたいな葉のうちにチェックして、春に採りに行くと良いんだよ。だから今日はそこと、時間があればＫ町の方ね。コゴミはあんまり無くってね～。Ｙ市だと●町と、■川のほとりと、それから…（以下省略）。」呆れるほど知ってるぞ、この人。
　で、近所の川沿いの道を行くと本当に生えてました。おぉ、さすがだ。
　蝶々やお花を探す次男の横で「コレは何ですか？じゃ、この木は？」と質問しまくりのシロウタ。「それは○○、そっちは××。へえ～？そんなのも知らないの？」と母。その横でワタクシ、「ちなみにあの草は△△。」
　シロウタ、「ものすごい親子だ…。」とポツリ。
　でもね、子供の頃に通学路に生えてたような草なんだもん。ちょっと植物が好きなら知ってる程度のものなんだってば。アナタが今まで気にしてなかったから新しく映るのよ。
　
　で、イタドリ、コゴミの他にコアジサイやシライトソウを見つけました。シロウタはコアジサイの枝を、母はシライトソウの株を大事にそうに持って帰りました。まぁ、雑木林だし一株だけだから問題ないと思うけど。
　母にコレだけは守れ、と常々言っている事。『山野草の乱獲だけはして来るな。』
　（とりあえず、節度を持って行動してるみたいなのでご勘弁を。）