お葬式のヒジ

　義母が旅行中に、主人方の親戚の方が亡くなられました。ワタクシ、次男を伴って出席することに。

　告別式は午後１時からということ。場所が不案内のこともあり、近所の親戚筋の方に案内がてら同行していただくよう、前日からお願いしてありました。車で１０分ほどの距離の場所へ行くのに「１１時半には迎えに来て」と言われ、内心「そんなに早く行ってどうするんだろう？」と思いつつもお世話になることに。
　すると今朝７時ごろ。その方が玄関口までやってきました。えぇっ、こんな朝早く？
　「アンタんとこ電話に出なさらんから来たんやわぁ」と言われました。そういや、さっき４～５回のコールで取った途端に切れた電話があったけどそれかぁ。あと５秒待ってくれたら、もしくはすぐにかけ直してくれれば良かったのに。
　「あんたさん、ヒジはどうやの？」と聞かれました。「えっ？ひじ？（傷めてないから誰かと間違えてる？）」と思いながら肘を押さえるワタクシ。
「１１時に来てもろうたら、ヒジの用意するけどどうなさる？」
「あぁ、お食事をいただけるんですね？（…早めに行った方が印象が良いのかな？）お願いします。」
　結局、その方は食事の準備で早く出かけるとのことで、ワタクシは自力で看板を頼りに式場のお宅へ向かったわけですが、嫁に来て早８年。まだまだ知らないことがたくさんあるようです。
　しかし、田舎の「余裕を持って行動」も、もう少しなんとかならないかなー。
　食事が終わってから式が始まるまで１時間半もの間待たされたおかげで、次男は退屈になってしまった様子。本番にぐずるわ、抱っこをせがむわで大変でした。
　しかし「葬式前の食事＝ヒジ」って…。どんな字を書くんだろう？