裏の山の山桜は変わっていると思います。
と言っても、山桜は100本あれば100本とも違っていてる。
1本1本違っていて個性が有るのが普通です。
にしても、旗弁があったり、八重咲きになってたりする山桜は珍しい方だと思います。
そんなに大きな木ではなく、せいぜい樹齢20年くらいかなあ。
木の勢いは盛んで元気いっぱいです。
見た感じ、普通の山桜だと思います。
よく見ると、八重咲きの花が混じっているのです。
八重咲きの花を白い紙の上に置きました。
ちょっとピンク色が入ってます。
花を分解してみました。
山桜の萼片は細長い三角形で無毛→→→○
山桜の萼筒は無毛で細い筒型の鐘型→→→○
苞はくさび形~楕円形で幅3.5㎜以下→→→○
萼片、萼筒、苞から見て山桜に間違いないと思います。
花弁が多かったり旗弁がある山桜もあるそうなので。
山桜系には間違いないです。
昔、畑として使っていた人が植えた桜で山桜に似てるけれど違う
と言う未確認情報も入ってきています。
とりあえす、珍しい山桜だとは言えるかなあと。
この八重咲きと一重の花が混在する山桜の木が近所にも何本もあるのならば
もしかして新種なのかな?とぼんやり考えて、
ご近所の山に咲く他の山桜の花を確認に行きましたが、
木の近くに行けても、花は高い所に咲いているので見ることが出来ませんでした。
ただただ、散った花びらがあるばかりでした。
山に自生していた山桜は他の木との競争に勝つために光を求めてどんどん上に伸びていくしかないのです。
ドローンが欲しいなぁ。
この山桜の木の近くに名前の分からない八重咲きのピンクの桜(強風で折れてしまった桜)があります。
この八重桜と花の咲き方が似ているので、この八重桜と山桜が交配したのが、この八重咲きの山桜だと私は思っています。
お住まいの自治体に地域おこし隊、地域課、広報課あたりにお知らせしてみてはいかがでしょうか?
地域を盛り上げるネタとして桜のDNA鑑定の予算がつくかもしれませんよ。
あとは地元の高校の生物部とか?
植物に興味がある生徒さんがいらっしゃるといいな…。
→八重山桜 八重山諸島の桜みたいな名前ですが八重の山桜と言う意味
他の桜と山桜の交配のようです。
山に自生している山桜でも自然交配があるんですね。
makotoさんのお話のようになるとワクワクしますね
なったらいいなあ~
和歌山の新種の桜、クマノザクラみたいな。
でもこれは山桜には違いないみたいなので