2012年2月号「現給保障PART1」はこちら。
事務部報も今年度最終号です。これでお別れの方々も多いので、色んなネタをつめこめるだけつめこむことにします。お世話になりました。
現給保障を受けている年配者にちょっと気になる動きが。
去年出た人事院勧告のなかに、その廃止が盛りこまれたのです。まあ、去年の勧告は(引き下げ内容だったのに)政治の混乱のなかで完璧に無視され、おかげで国家公務員は「なんで下がらないんだ」と理不尽な批判を受けることになりました。結果的に、そのマイナス勧告もふくめて平均7.8%の引き下げを2年間行う決着。
現給保障の部分は
・(保障されている)額の1/2を平成24年度に削減→削減幅は最大1万円
・平成25年度には全廃
というものでした。おいおい話が違うじゃないか、激変緩和策を途中で打ち切るなんて。
その後いろいろな動きがあり、来年度の削減はどうやら見送られたようです。しかしその次の年には一気に実施される模様(若年層の昇給回復とセット)。
これが山形県職員給与にどう反映するかはさっぱり読めません。現状では
廃止…………14道県
模様眺め……31府県(山形もここに入っています)
無視………… 2都府
ということなので、来年度もこのネタが給与関係のキーポイントになってくるのでしょう。中高年にとって、気が重いことではあります。
なぜ今号の画像が「魔女の宅急便」なのかはちょっとマニアックすぎて……
次のネタ「新子ども手当決着」につづく。
2012年4月号~「事務連絡つるべ打ち。」はこちら。