事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

職員室でお菓子を 4皿目~萩の月

2009-04-27 | 受験・学校

Haginotsuki02 3皿目「舟和の芋羊羹」はこちら

そしてなんとなんと、お菓子やお茶の問題を、組合の研修会に提起していた読者がいました!これがまことにいいところを突いているのである。紹介しましょう。

日常の職場でなされていることへの考察

我々は、働きやすい職場にするために、常に努力する必要があるのは言うまでもない。そのために、派手な要求、実行ばかりでなく、日常の些細な事柄に関して、考察を述べたいと思う。

①毎朝のお茶だし不要論
  多くの学校では、朝の、おそらく8時10分前後に、お茶だしというものを行っていると思う。多くのケースでは、若い教員か、女の教員が、このとってもご苦労な仕事?を行っていると思う。私は断言する。不必要である、と。

理由は三つある。一つには、朝の貴重な時間をさいて、ヘタすると、何十人分のお茶を出してくれるのである。はっきり言って気の毒である。それに、そんな時間があったら、学級担任だったら、早く教室に行っているのもよし、5分から10分程度でできる事務仕事を行うのもよし。

朝、子供を保育園などにおくる必要がある人は、朝のお茶だしがないだけでも時間的に助かると思うのだがどうか。

二つ目の理由は、そもそもお茶を飲みたかったら自分で入れればよいのである。人から、とりわけ女の人がお茶を入れるという概念そのものを変えていく必要がある。

三つ目の理由は、まれにいるそうだが、お茶の濃さがどうだとか、コーヒーがいいだとか、そのコーヒーも、ブラックだとか、ミルクだとか、わがままな人がいるらしい。そういう人たちに言いたい。自分でやれ!と。

②職員会議のはじめに準備するお茶・コーヒーやお菓子不要論
  ①と同じ理由である。食べたい人や飲みたい人は、自分で準備すればよい。それに、会議も早く始まると思うのだが。

③出張や研修の、職員へのおみやげ不要論
  ただでさえもごくろうして出張や研修に行くのに、おみやげまで気を使わせるなんていう悪習はやめたほうがいい。泊りがけの初任者研修に行く初任者に「買ってくるもんだ」ということを丁寧にご指導する管理職や教諭がいるという話も聞いたことがある。

以上の、私に言わせてもらえば悪習をなくすことで、けっこう働きやすい職場になると思われる。ちなみに、私の職場では、①と②は、今年度はまったくない。③にしても、4月当初の職員会議か何かで、お互いにやめて、必ず守ろうと決め、みんなで声を掛け合いながら守れば実現すると思う。①、②も、職場のみんなが私の発想を持って実行すれば、必ず実現可能だと思う。

その際に、「今の若いものは……」「私たちは、昔は……のようにやっていたのに……」という発想、言葉は慎んでもらいたいものである。

……いいぞいいぞ。次号「金萬」でもこの読者はかます。

画像は、仙台に行ったときだけはこれを買ってきてくれ。大好きなんだ「萩の月」。

コメント
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