1皿目「シベールのラスク」はこちら。
「職員室でお菓子を」は、小学校独特のものですね。中学校は男性が多いからどうか、親睦会でお菓子を買うというのは、あまり無かったような気がします。
お茶出しやお菓子の件、いっぱいありすぎてあきれる。書ききれない。正直言って、今の小学校に来て、朝のお茶はなかった。それが10月に教育実習生が来てからなぜか私の机の上にお茶がでている。私は出勤時刻ぎりぎりだから、飲む頃には冷めていますけど。これって無言の嫌がらせかと思うほど、突然始まったのだ。
実際に約1か月前にあった話。
指導部の会議が放課後にあり、部長は出張で会議のころに帰ってくる予定だった。
ところが、30分ぐらいしてやっと登場。
理由は、高速でまっすぐ来れば近いのだが、わざわざ茶菓子を買うために寄り道したらしい。それでたぶん店の場所からすると約30分はロスタイム。それでうちの妻がキレたらしい。「茶菓子なんてどうでもいいから開始時間を優先しろ!」と。ちなみに、その部長は50代の女性。
……うーん。どうなんだろうこの“お菓子、お茶をみんなでいっしょに”という執着は。単純に考えれば教員は【教室の王(女王)】として君臨する時間が長いから、職員室にいるときぐらいはみんなでワイワイやりたいんだろうか。
前に特集した忘年会シリーズで、まわりを見わたす姿勢の欠如を指摘したように、一緒にいることで慰め合いたいという欲求が他の職よりも強いとか?女性が多く、年齢層が“妙齢とはいえない”(気を使った表現)あたりにかたまっていることもその傾向を助長しているかも……
でもそう簡単な話でもないと思うんだ。泊まりの忘年会を毛嫌いし、職員旅行を拒否する中年男にはうかがいしれない何かがあるような気がするんだけどなあ。以下次号。
画像は、職場で食べるお菓子の代表格といえばヨックモックのシガール。社名がスウェーデンの地名に由来するって知ってました?