事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

光る君へ 第30回「つながる言の葉」

2024-08-05 | 大河ドラマ

 

第29回「母として」はこちら

ひどい週末だった。土曜は柿の消毒、日曜はお寺さんの庭木の剪定。どちらも熱中症近く消耗。しかも、終わってシャワーを浴び、エアコンのきいた部屋で休んでいたら、両足が攣る。いわゆる、こむらがえり。痛かったー。

大雨の影響はまだまだ大きく、ポンプ場やカントリーエレベーターが浸水してしまったので、庄内の農産物はいったいどうなることか。

そしてこの時点では知らなかったのだが、元同僚が現役で亡くなってしまった。わたしといっしょに、一日に3回保健室に体重を測りに行ってたバディだったのに。

思えばそのころは、身長180センチの事務職員と170センチの教務主任、そして亡くなった160センチの技能士がガチンコで体重勝負をやっていたのである。体重を意識したおかげで、1年半で15キロも減量できたのだった。

特別支援学級の節分イベントで、彼が赤鬼、わたしが青鬼で教室に突撃したこともあった。上半身裸のわたしたちに、子どもらはマジで豆を投げつけてくるので痛かったなあ。明日は通夜。

気持ちは落ちこみながらも「光る君へ」。

和泉式部登場。演じているのは泉里香。「正直不動産」の銀行員だった人ね。正直言って彼女の高名な日記も源氏物語も枕草子もまともに読んだことのないわたし。だから彼女たちの作品が、政治的暗闘の道具としても機能するあたり、ダークで暴力的な物語にすると宣言した大石静さんの面目躍如だと納得できる。

三人の女性の性格は大きく違っている。

漢文の素養があり、娘の学習でいらつき(わからない、ということがわからない人だったのだと思う)、しかし物語を紡ぐことに熱中する紫式部。

計算などせず、思うがままに歌を詠む和泉式部。

藤原定子(高畑充希)への思慕だけで枕草子をつづり、だから政治的に危険な存在と“なってしまう”清少納言。

いやはや、よくできた物語だ。

第31回「月の下で」につづく


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