事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

職員室でお菓子を 5皿目~金萬

2009-04-28 | 受験・学校

Kinman04 4皿目「萩の月」はこちら

 日常の職場でなされていることへの考察、の続き。

 私のこれらの考えは、ひょっとすると反論もあるかもしれない。しかし目指すところは「良い教育」である。無駄なことに無駄な労力を使うかわりに、本当に益のあることに時間と労力を使ったほうが良いという考えに基づいて述べさせてもらった。これらの事をはじめ、さまざまなことに「今までやってきたから」という考えを捨てて、より良い働く環境を作っていくことが、これからの職場作り、教育に必要と考える。

 最後にもう一つ。何かが終わると、いわゆる飲み会をするというのも見直しが必要ではないか。わが職場では、入試引率の後の、三学年の教員による飲み会は昨年度から行わなくなった。とてもいいことである。せっかく早く帰られるのだから、わざわざ入試終了後に集まって酒飲みなどしなくていい。

 私なら、仕事?から一刻も早く解放されて、自分の時間にしたほうがいい。一学期終了の日の職員全体の学期反省会と称するものもいらない。(もちろん我が職場ではない)終業式が終わり、生徒も帰宅し、明日から授業がないなんて日は、私なら早く学校を出て、ゆっくりしたい。学期反省会があれば、仕事がまだ続くのであり、疲れるだけである。でも、飲みたい人を否定はしない。行きたい人で飲みに行けば良いのである。

……全面的に賛成だ。さて、このレポートにはアンケートの部分もあって考えさせられる。想像した以上に泣けてくる実態が。まったくもう。

Q.いわゆる朝のお茶だし

1.ほぼ毎日やっている              18校
2.時々、あるいは一部で行われている      1校 
3.各自、飲みたい人が自分でやっている      6校
4.その他                              4校

Q.1.と回答した人へ。毎日している場合、誰がやっているか。

→調理師、養護教諭、事務職員、女の先生、若い女の先生、事務補助、早く来た人、用務員、など。

Q.4.と回答した人の内容

→朝の打ち合わせがない、飲んでいる時間がない、打ち合わせ自体が週1~3回しかない

……おやおや。以下次号「ロイズ」につづきます。

画像は秋田銘菓「金萬」。秋田に行ったときに金萬(きんまん)を知らない、と秋田の事務職員に話したら「どういうつもり?」と怒られた(実話)。どういうつもりったってなあ。

コメント
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