製作:スティーブン・スピルバーグ 監督:D.J.カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ ビリー・ボブ・ソーントン ミシェル・モナハン
「私の言うとおりにしなさい さもないと死ぬことになる」突然かかってきた1本の電話。その瞬間から、コピーショップの店員ジェリーと、法律事務所で事務係として働くシングルマザーのレイチェルの平凡な生活は一変する。
拾いもの。シャイア・ラブーフが主演であんな予告編だからきっとそれなりの出来で……なんて考えていたのが間違いだった。同じカルーソー&ラブーフの「ディスタービア」を先に観たのでなめてたのかも。
展開の速さは予想以上。「えーと」と観客がまごついている間にどんどこストーリーは進む。まきこまれ型ヒーローの場合、そろそろ観念しろよと観客の方がイライラするのが常なので、このスピードはなかなかの快感。
これだけの陰謀を達成できる組織は、さすがのアメリカにもひとつしかない……ってことは既にタイトルで暗示されていたのでした(“鷲”の目は単数形だし)。なるほど、なるほど。
「テロリストになるには時期が悪かったな。新聞を読め」
セリフの切れもいい。劇場で観ればよかった☆☆☆★★★