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ホップ物語

山形でビール原料のホップを栽培している農家の日記です。

きのこ栽培のスタート

2010-10-03 20:23:40 | きのこ栽培
10月になり、きのこ栽培の仕込み「培地つくり・植菌・培養」を開始した。



ホップ出荷後は、次の仕事「きのこ栽培」にむけて作業場の片付けと掃除の日々となっていました。

それに、その間に、ビン詰機・ミキサー・殺菌釜の点検整備を行い、資材(オガクズ・米糠・フスマ・・・・)の注文もあります。休息日もあったけど、暇なようで忙しかったような日々なのです。

今日も、午前中は、きのこの仕事(詰込み・植菌)です。午後は、ホップや野菜畑の片付けとなりました。



数日続いた「秋晴れ」は、暑過ぎず、寒過ぎず、気持いいものでした。
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春先の寒波

2010-03-29 21:23:31 | きのこ栽培
冬場の仕事、きのこ栽培は、春分の日で出荷を終えてほぼ終了となった。

天気が良ければ、外に出てホップの作業(紐付け)を始めようとしていたのだが、冬型の天気となり、雪が舞ってくる。

外の仕事は、暖かくなるまで待つことになった。

きのこ栽培の終わったビンより、オガクズを掻き出す仕事を行う事となった。



廃オガは、堆肥とするため、雪上を運搬車で運び捨てている。

2月は、あんなに暖かかったのに、3月末の雪降りとは・・・・・困りものです。





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リピーター

2010-03-18 23:39:48 | きのこ栽培
(続き)きのこ部会のスーパーでの視察研修後は、東根温泉「たびやかた嵐湯」で、山形市場の方も交えて、きのこ販売概況・出荷実績について検討会が開かれました。

内容は・・・・
不況の影響か、消費者は、1回で買う予算が低下しているので、少量又は、B級品を求める傾向になっている。

その中で、同じ産地のものでも、シールの生産者名を見て、品質の良いものを選ぶようになっている。なので品質の悪いものは売れ残ってしまう。(差別化される)もはやライバルは、生産者同士となりつつある。

生産者同士が競争する厳しい状況となるのだが、シールに生産者名を記して自分の責任で良いものを出荷すれば、リピーターも増えるというもの!!。

きのこの中で、最近「ヒラタケ」の味の良さが、見直されつつあると市場関係者より報告された。

「旨いものを品質重視で作れば、市場でどんどん引け受けます。」と言う事でした。



今回の「たびやかた嵐湯」は、昨年に引き続きの利用となった。

生産者のTさん、ここの「石風呂」が良かったらしく(腰痛が直った)、昨年から、農協の担当職員にリクエストしていた。

Tさん、旅館から帰るとき「石風呂」の入浴回数券(10回分)を買い求めていた。

Tさん、すっかり「石風呂」のリピーターとなってしまったようだ。

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きのこ生産部会視察研修会

2010-03-16 22:05:52 | きのこ栽培
先日、きのこ生産部会の視察研修に参加しました。

今回の研修は、山形市内のスーパー「元気市場たかはし元木店」で行われました。





私たちの「きのこ」を、取り扱っている側から見た情報を得るためです。

売り場での、自分の「きのこ」を見ながら・・・・なので、本当に勉強になりました。

(右より、専務さん、社長さん、野菜ソムリエの山口さんです)


(株)グリーンショップはらだ(元気市場たかはし内)は、「一人対一人の心で真っ正直な商いを」経営理念にお客様とのコミュニケーションを日々大切にしているとの事でした。

県内では、三名という野菜ソムリエ「ベジタブル&フルーツマイスター」の山口美香さんも活躍されていました。


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啓蟄

2010-03-06 22:46:29 | きのこ栽培
三月に入り、冬ごもりのらしき・・・「きのこ栽培」もあと2週間ほどで今シーズンの終了となる。

栽培にかかれば、生き物相手の仕事なので、ほとんど秋から休むこともできなかったのだが、今日まで通せたのも家族と手伝いのNさん・Sさんのおかげと感謝している。



3月になり、毎週のごとく会合や旅行・総会・研修会・・・・・が予定されている。

そして、来週は、いよいよ、ホップ栽培の仲間と楽しみの旅行です。

今日は、「啓蟄」。やはり、そろそろ虫も(人も)動き出す時期のようです。
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今年の仕事納め

2009-12-29 20:45:35 | きのこ栽培
今日は、今年最終のきのこ出荷でした。

青果市場は、年末年始に長~い?・・・休みとなります。(一週間)

休みに合わせて、我家のきのこ生産も休みです。

今年は、私の計画的生産調整がうまく出来ました。(失敗する事も時々ある)

調整が失敗すると・・・・年末年始の休みが無くなり・・・・家内の機嫌が悪くなります。

手伝いのNさん・Sさんも年末年始の休みとなります。

今年も二人のお陰で、きのこの生産も順調に行う事が出来ました。(感謝です)

きのこは生き物なので、毎日管理の仕事はありますが少しゆっくり出来そうです。

(剛腕?女性3人できのこ「菌掻き」作業です)


昼まで仕事を行い「今年の仕事納め」としました。


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きのこ出荷検討会

2009-12-10 20:59:54 | きのこ栽培
きのこの出荷が始まって、1ヵ月を経過した。

先日、きのこ部会の仲間と農協の職員も加わり、出荷の状況や市況を話し合う「出荷検討会」が開かれました。

みんな夫婦で参加し、美味しい食事で仕事の息抜きと栄養補給の気分です。



最近の状況は、暖冬とデフレの影響が出ている。

農協のkさんの説明では「低価格設定のため、少量包装の商品が売れている」ということだった。

例えば・・・・今まではシイタケ100g(6~8個入り)→70g(4個入り)

         ナメコ100g(標準)→60g(食べきりサイズ)

サイズが小さくなるので資材や手間はかかるのだが、販売店や消費者に合わせる世の中になっている。

我家のヒラタケは、数年来、変わらずの出荷形態でよいという事でした。

今後の寒い気候で、価格の上昇を期待し・・・・ガンバリマス!!


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若いパワー

2009-12-06 21:41:15 | きのこ栽培
12月に入り、きのこの収穫量が増え、人手が不足気味だったが、若いシン君に手伝ってもらう事となった。

シン君が、冬期にスキー場に働きに行くまでの期間だが、大助かりとなっている。



若いシン君(20代)が仕事に加わってからの変化・・・・

その日の仕事を全部片付けられる。能率も上がります。

それから、中高年の私たちも「若いパワー」に引っ張られ活力が出てくるのだろう。

若い人に仕事を教える。・・・・会話が増えてきました。

ベテランのNさん、Sさんも、自分の息子に世話を焼くように可愛がります。

今、ほとんどの農家は、若い力に飢えているような気がします。

これからの農業に若いパワーが必要な事は、ほとんどの農家は、分かっている。

なのに、自分の子に自信を持って農業に継がせられない。(複雑な心境)

すべての職業に言えることですが、

農業も、やる気のある人で、自身が決めることですかね!?




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きのこの包装

2009-11-27 23:50:07 | きのこ栽培
ここ数日は、暖かい日が続き、きのこの収穫量が急に増え仕事に追われている。

きのこの収穫量が多くなると、包装作業に皆で行うことになる。

昨日と今日は、手伝いの人たちも、残業まで行ってくれました。



季節栽培で、設備も最小なので手間取るのだが、機械にはない真心の丁寧な包装です。

きのこの根を切り発泡のトレーに載せて「ハンドラッパー」2台で包装します。



明日は、2日程休んでいる培地の詰め込みを行います。

冬の雪囲い、まだ残っているのに、中々手が回りません。


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きのこ・今シーズンの初収穫

2009-11-09 21:47:03 | きのこ栽培
今日より、きのこ(ヒラタケ)の収穫を行いました。

昨年は、ケガできのこの栽培を休んでいたので、今日の収穫を迎えるまでチョット不安でしたが・・・・・。

無事に、揃った発生と想定どおりの出来に安堵しました。



農協にも初出荷です。






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きのこ栽培の準備~排水パイプの修理

2009-09-27 22:26:00 | きのこ栽培
今日も、きのこ栽培の準備です。機械の修理と水回りの補修や点検が続きます。

想定外の補修が出てきます。

排水管のつまりがあり、手間取りました。



厚さ10cmのコンクリートに穴を開けます。乏しい工具ですが、息子が開けてくれました。

熱い温水を流した時にパイプが曲がったようです。夕方パイプを接続しました。



材料(オガクズ・米糠・フスマ・他)や種菌も何とか揃い、「仕込み」(培地の詰込み)の予定は明日ですが、・・・出来るか不安になりました。

古い設備なので、、補修は当然出てきます。軌道にのるまで時間がかかりそうです。
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きのこ栽培の準備~殺菌釜の修理

2009-09-24 23:16:20 | きのこ栽培
きのこ栽培の準備を始めました。

最初に殺菌釜の修理です。殺菌釜も長年使っているため、穴があいてきました。

殺菌釜の修理をするため作業場より、運び出します。



現場で修理できればよいのですが、地面際のため横倒しで行う必要があります。

そのため、クレーンの装備が整った「小内鉄工所」の工場に運びます。

作業場の出入口までは、私と家内と息子の3人で移動しました。

鉄棒に載せ転がします。



小内さん「工場で重さ量ったら・・・1200㎏でした」

私 「重かったな!!」

3人でよく移動したものです。・・・1人当たり400㎏の力を出したのですか。・・・・?

翌日、修理を終え戻ってきました。


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きのこ部会総会

2009-04-13 22:00:24 | きのこ栽培
先日、JA〇〇きのこ部会の総会がありました。

(記念に写真を撮りました。)


総会には、3年ぶりにJAの職員Tさんが来られました。

Tさんが農協職員(農産指導)になって以来20数年、私の「きのこ栽培」「きゅうり栽培」ではお世話になっています。(3年前に、Tさん初めての転勤で他の地域に行き、今回の人事異動で戻ってきました。)

総会後の懇談会では、農業の話題のほかに、プライベート話も・・・・・。

Tさん、今は、子どもが高校生で(山形まで)通学の送迎で忙しい時期、毎朝6時発の電車迄。(この時期忙しいけど一番充実していたなと私は思っている)

私の子育ての経験と重なり、共通の話題はいっぱい。

それに、きのこ部会の担当職員Kさんの学生時代。そして農協職員となった経緯。

Kさん、迷っていた進路を選ぶ時、生まれが農家で、農業で育ったせいか農業の学校に抵抗感がなかったとか。(Kさんは、私の娘の年代。子どもから見た親の様子を聞けました。参考になります。)

すっかり、夜が更けてしまいました。(今日は、サービス残業してもらって有難う)



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きのこ部会の研修会(2)~市場へ

2009-03-20 21:59:00 | きのこ栽培
(続き)
市場研修後は、「シイタケ」栽培の農家を訪ねました。



村山市で、「原木シイタケ」を栽培しているSさんのシイタケハウスで話を聞きました。

                  (写真左の金髪の若者・・・・金塊?)


彼は(Sさん)、年中忙しいと言っていた。シイタケの他にキュウリを作り、今は、野果菜(スイカ、ナスなど)の育苗で忙しい時期でした。

Sさん農家では、めずらしい20代の若者でした。希望と夢を持った頼もしい農業後継者です。

彼は、他の産業も経験し迷いもあったとか。覚悟を決め、農業の道を選んだとか。

私たちが農業を始める頃は、道路の石ころのようにゴロゴロと大勢だったのに。

今、若い農業者は金塊のようです。

将来、石ころも少なくなるのは目に見えている。

その時、金塊は、さらに光輝くのは分かっているのだが・・・・。








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きのこ部会の研修会(1)~市場へ

2009-03-18 21:29:46 | きのこ栽培
きのこ生産部会の研修会に参加しました。

今シーズン、きのこの栽培は、昨年秋のケガのため休んでいるのだが、部会からの温かい研修会への誘いがあり、夫婦で参加しました。

今回の研修は、山形市場で開かれました。



市場の専務さん、きのこ担当Kさん、Tさんから、今年の市況や今後の展望を話していただきました。市場からは、本音の意見を戴き、本当に勉強になりました。



市場全体の80%が、スーパーマーケット(量販店)に買われるそうです。

それに、市場を通さない品物も増えており、市場の扱い量は、減り、厳しくなっているそうです。

スーパーからは、「価格は安く・品質が良く揃って・安定的な供給」が求められ、市場も農家大変という事でした。

今年の傾向は、価格の高いものは売れないそうです。(100円コーナーとか、モヤシとかが売れるらしい)

課題は、一杯ですが、情報を得ながら対応し、生活のため乗り越えねばなりません。
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