ホップ物語

山形でビール原料のホップを栽培している農家の日記です。

家訓なのか・・・・・・・?

2011-06-17 22:23:35 | 思い出
我家に家訓のような掛軸(写真)があります。



私の父が、若い頃(60年前か?)に親戚からいただき床の間に長い間掛けていたという家訓のような掛軸です。

父がなくなってからは、引き出しに入っていましたが、母に聞き出してもらいました。

農作業で忙しい時に、いつも父や母から聞かされた言葉でした。

「田に畑に、いそしむ人は幸あれど、花も紅葉も見る暇ぞなき」

今になつて、私は、忙しい時には、この言葉で慰められる気がしてきました。

息子に話ました・・・・・・・・この家訓を、理解できないようです。





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父と日本舞踊

2009-01-21 17:23:44 | 思い出
先日より、ある部屋の片隅に何年も積んである書類・雑誌の片付けを行った。

「10年以上も手に触れずの物は、全部捨てる。」と思って始めたが、

「思い出の品」が出て来ると、昔を懐かしみ、元の箱や棚に戻る物もあった。

昔の写真があった。当時の出来事が懐かしく思い出された。

その中に、「父」と「私の娘」が、着物を着て踊っているのがあった。

父は、農業に熱心であったが、日本舞踊の趣味を持っていた。

いつの間にか、日本舞踊「若柳流師範」となっていた。

時々、私の娘たちに、日本舞踊を教えていた。



ある日に、着物を揃えて、親類や家族を招いて、舞踊の発表会をしている。その写真があった。

20年程前の写真か?、・・・・父は亡くなり、娘たちは嫁いだりで、今は、家に居ない。

当時の事が甦り、片付けは・・・中断ばかり、今日で3日も過ぎてしまった。






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コンフリーの花

2008-05-30 21:00:44 | 思い出
ホップ畑の耕転中に、「コンフリー」(ヒレハリソウ)を見つけた。



私が高校時代に、飼料作物の1つとして覚えた記憶が甦ってきた。

畜産の先生からは、家畜の飼料にもなり、栄養価も高いと教えられた。

人間も食べられると聞いていたので、「天ぷら」にして食べた事もあった。

最近、コンフリーは、毒性(肝臓に害がある)があることが分かり、食べなくなってしまった。

釣鐘の形をした紫の花です。
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人生の岐路

2008-02-14 22:22:50 | 思い出
同級会の続き



同級会の席で、W君から名刺を頂いた。

(株)山形〇〇〇「取締役 営業企画管理部長」となっていた。

高校卒業して、すぐに就職、大変な努力で、「大出世」した一人である。

農業高校であったが、46名の中、農業を行っているのは10人ぐらいだろう。

公務員、会社、商業とさまざまな職業に就いている。



高校を卒業する年に「米の減反」が始まった。農業は大きく変化しようとしていた。

私たちの親(農業者)も、農業の危機を感じてはいたが、農業は、奨励金もあるし、他の作物を作れば大丈夫と高をくくっていたような気がする。

私も農業高校に入学したら、農業をするものだと思っていた。今思えば、人生の大きな岐路にさしかかっていたのも知らずにいたのだ。

私は、わき道があるのも見えず、親の後ろについて、真っ直ぐ進んだのだが・・・・・山あり、谷あり、川ありのデコボコ道の険しい道ばかり、なんとか人里に着いた。

今は、私の後ろに女(妻)が一人ついている。子供は別の道に一人で進んで行った。

この先の道、年なので、平坦を願っている。





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主寝坂峠

2008-01-27 21:45:37 | 思い出
 先日、「きのこ栽培」で使用するオガクズを貰うため、雪の中、真室川にある製材所に行ってきた。(秋田県との県境)

(真室川大滝駅周辺)


「きのこ栽培」当初から、秋田方面にオガクズを求めて、何度も国道13号を通っている。そこに、急な坂とカーブの連続、狭くて長いトンネル(主寝坂トンネル)の「主寝坂峠」があった。

冬の雪道を、父と共に行った時、スノータイヤをはいていても坂を上れずチェーンを付けようやく峠を越えたことが思い出される。その後、トラックは、4WDとなった。

今は、新しいトンネル(新主寝坂トンネル~全長2,940m)が出来たので、だいぶ楽になった。

(新トンネル入り口)           (トンネル内)


それに接続の高速道路も完成間近となっている。秋田県までは、本当に近くなった。

主寝坂の由来は、江戸時代の初頭に、戦いを逃れた矢島藩の姫君とその従者が恋仲になったと言う伝説から来ているとか。

詳しく知りたい方はネットで調べてね。  主寝坂峠(しゅねざかとうげ)で検索
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