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-畑沢通信-

 尾花沢市畑沢地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

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千鳥川ウォッチング(3)

 千鳥川の川岸は、殆どがコンクリートに変わってしまいましたが、一部にまだ自然のままになっている所があることを先日、紹介しました。そのような自然のままの川岸には、樹木が生い茂っています。川岸の樹木には、高木もあれば灌木(低木)もあります。高木は柳や胡桃が代表的です。一方、灌木としては、桑とアブラチャンが多いようです。実は、川岸にアブラチャンが多いことを分かったのは、まだ一週間前です。もちろん以前にアブラチャンについては投稿したことがありますので、どんなものであるかは、承知しているつもりでした。

 アブラチャンは、古瀬T氏から「畑沢ではカンジキにトリギを使う」と聞いていましたので、今回、カンジキの材料として、初めてアブラチャンを使ってみようと思い立ちました。一度、アブラチャンを見たことがある、ドンドン川へ行ったところ、直ぐに見つかりました。しかし、アブラチャンの実は確実に記憶していますが、実が落ちてしまっていましたので、さらにアブラチャンを探すには、葉をしっかりと覚えなくてはなりません。

 葉をしっかりと目に焼き付けてからさらに探すと、いたるところで見つけることができました。川面から岸の方に目を向けた時に、ガシャガシヤと雑に枝を延ばしているのは、大抵がアブラチャンでした。

 川岸の斜面は、アブラチャンの生育場所には最適なようです。それはカンジキに最適であることとも関係があります。アブラチャンは油分を大量に含んでいて、大きな力を加えても、折れないでしなやかに曲がることができます。川岸に雪が大量(3m以上)に積もると、そこの樹木は重みで下にねじ伏せられます。雪国の大抵の樹種は、このような力に耐えられるものが多いのですが、その中でもアブラチャンはその性質が際立っています。しかも、川岸は水分が浸みだす湿潤な環境です。益々、アブラチャンにとって好都合な環境です。カンジキづくりには、しなやかさが必要です。アブラチャンはそのままでもしなやかなのに、熱を加えると考えられないほどに柔らかくなります。まもなく、今年のカンジキ作りをします。

 秋のアブラチャンは、既に来春の準備をしていました。春になると、真ん中のトンガリは葉になり、左右の丸い球は花になります。今年の葉はまだ頑張って枝にしがみついていました。

 

千鳥川ウォッチング(3)

 千鳥川の中にある石には、私の大雑把な分類では3種類まで識別できます。これらの川石は、当然のこととして畑沢を構成している地盤に由来しています。畑沢の地質は「土地分類基本調査図」の表層地質図を見ると分かります。それによりますと、畑沢で最も標高が高い大平山と立石山は「流紋岩質岩石」、それ以外の南部一帯から中畑沢までは「緑色凝灰岩及び凝灰角礫岩」、下畑沢から荒町までが「凝灰岩質砂岩、シルト及び礫岩」と大 . . . 本文を読む

千鳥川ウォッチング(2)

 前回の「千鳥川渓谷」の最上流には、「ドンドン川」と呼ばれていた場所があります。その名の由来は、御覧いただければ直ぐに分かります。水がドンドンと流れ落ちるからでした。「でした」と過去形にしましたのは、もうドンドンとは言えない状態になったからです。今から40年ごろ前には、水は写真中央の岩盤から少し螺旋を描くような形で滝となって落下していました。そのために、ドンドンと音がしていました。今でも音がし . . . 本文を読む

千鳥川ウォッチング(1)

 これまでも何度か千鳥川の様子を投稿してきました。今回はシリーズで投稿します。  最初は私が勝手に決めたビューポイント「千鳥川渓谷」です。千鳥川の岸辺は、大部分が間知(けんち)ブロックで固められてしまいました。とても岸から川面に行き来できるような場所がなくなりました。魚などが極端に少なくなったばかりでなく、川そのものへ近づくことが困難になり、千鳥川が遠い存在になりつつあります。  それでも極一 . . . 本文を読む

赤い夕陽が峠を染めて

 私も古い人間です。「夕日」という言葉には、直ぐに舟木一夫が昭和38年頃に歌っていた「高校三年生」の歌詞が浮かんできます。今回の夕日は、そんなに赤くはなかったのですが、いつもの「まあ、いいか」で御勘弁いただきます。  昨日、蕎麦刈りの手伝いを終えて、背炙り峠を通った時に村山平野が眼下に広がり、空には夕日に照らされた雲が面白い形に散らばっていました。昔々、背中炙り峠の古道を楯岡から帰ってきた村 . . . 本文を読む