（ 菊かぶらの鶏挽肉射こみ煮 くずあんかけ ）
大きめのかぶらを皮をむきまして、かぶらの表面に菊の花の様に
包丁で切れ目を入れます、
（見ためが綺麗なのと味が染みやすく美味しく出来上がります）
かぶの下のまんなかをくりぬきます、
深めの鍋に菊に作ったかぶと水と米を少し入れ、８分ほど固めに茹でて
水にさらします、
すり鉢に鶏の挽肉 刻んだ長ネギ おろし生姜 玉子 酒 塩 醤油を
入れてよくすり混ぜて味を調えます、
茹でた菊かぶらをざるに上げて水気を切り、
混ぜ合わせた鶏挽肉を菊かぶらのくりぬいた穴に射こみます、
深めのたっぷりした鍋に、鶏挽肉を射こんだ菊かぶらを入れて
濃いめに取った昆布鰹出汁をたっぷり入れ、酒 淡口醤油 砂糖で
うすめに味を付けて、和紙か経木などで落とし蓋をしてコトコトと弱火で
１時間ほど煮てかぶに味を含ませます、
食べる時に煮た美味い出汁でくずあんを作り、
菊かぶらを温めて熱く温めた煮物鉢に盛り、アツアツのくずあんをかけ
彩に煮たいんげんといい香りの刻みユズをのせて蓋をして供します、
食べる時蓋を取ると、温かく湯気と一緒にユズのいい香りが立ち上り
鼻口をくすぐりほんわかとして、寒い夜ですけど暖かい気持ちに成った
菊かぶらの煮物です。
