みずは赤みずと青みずがあります。
赤みずは根のほうが紅く、青みずは根が青いです。
赤みずを葉をむしり、
根のところを包丁できれいにして、
たっぷりの熱湯で茹で、冷水に浸け皮をむく。
マナ板にのせ包丁でたたきねばりを出す。
彩りに山芋をすりおろして、
赤みずのたたきとウズラ卵をのせて、
わさびか生姜しょう油でいただきます。
( 根曲がり竹の子鶏つくね焼き )
秋田の知人から、根曲がり竹を送って来ました。
早速焼いて秋田の田舎味噌を付け、
奥羽山脈の山を思い浮かべながら食べました。
いっぱい送っていただきましたので、
根曲がり竹の子鶏つくね焼きをつくりました。
鶏挽肉にネギ 生姜などを混ぜつくねを作り、
彩りに冷蔵庫にあった赤ピーマンを刻み混ぜ込みました。
茹でた根曲がり竹の子に、
鶏つくねで包み、フライパンで焼く。
黒酢 砂糖 しょう油で味を調え、
煮詰めてタレをつくります。
( 薬味いっぱいのカツオのたたき )
カツオ中一本 大根 ミョウガ 大葉 万能ネギ 生姜 レモン
カツオは三枚におろして、
皮を付けたまま、血合いと小骨を切り取ります。
皮目を下にして4~5本金串を打ち、
塩をさっと軽く振り、
ガスなどの直火で、皮目を強く焼き全体を焼き、
旨味が水に流れ出すので、冷水に浸けないで、
温かいうちに厚く切り、
レモンなどの汁を振りかけ、
軽くたたいて器に盛ります。
大根おろしミョウガなどの
薬味をいっぱいのせしょう油をかけていただきます。
( 青梅のマリモ煮 )
梅雨に入る頃に、青梅がお店先に並び始めました。
なるべく青色を飛ばさないように、
酸味も少し残し低い温度で北の国の湖の、
マリモのように煮ました。
青々としたいい色の青梅2kg
水3000cc
グラニュー糖
一回目600cc 二回目600cc 三回目200cc
青梅を洗いステンレスの鍋に入れ、
水をたっぷり入れて一晩置く。
翌日水を取替えて、一番弱火にして鍋を火にかけ、
40分ほどして梅がユラユラしてきたら火を止め、
完全に冷めてから、水を取替えて一晩置きます。
この作業を三回ほど繰り返して、
梅を好みの酸味にして下さい。
青い綺麗な色は高い温度で煮ると無くなります。
鍋に水3000ccと
煮た梅と一回目の砂糖を入れ、
弱火で40分ほど煮たら火を止めます。
次の日二回目の砂糖を入れて、
前日の同じく煮ます。
又次の日三回目の砂糖を入れ、
好みの甘さまで煮て仕上げます。
煮上がったら冷蔵庫に入れて三日ほど置いて、
味が馴染んでから食べると、
口中に甘酸っぱい爽涼味が広がり、
梅雨のころのうっとうしい感じが無くなりました。
( わらびとマグロのミルフイユ )
わらびは灰などで茹でて、水に浸けアクをとる。
マグロは中落ちなどを利用してたたきます。
セルクルなどの型に、
きざんだ大葉をしき、たたいたマグロをのせ、
2cmぐらいに切ったわらびをのせる、
同じく大葉 マグロ わらびをのせ二層にして、
一番上に彩り良くうずらの卵を飾る。
ワサビしょう油でいただきます。
( 夏鯵の棒寿司 )
鯵が美味しい季節となり
いつもは握り寿司でしたが
今日は鯖寿司のように棒寿司をつくりました。
中鯵 2尾 ( 4本分 )
米2カップ 酢120cc 砂糖大さじ4 塩小さじ2
米は同量の水に5cm角ほどの昆布を一枚入れて炊いて、
合わせ酢を混ぜ寿司ご飯を作り4等分する。
鯵は三枚に刺身用におろし小骨を抜き塩を振り少し置き、
酢に10分ほど浸け皮を引く。
布巾にラップを敷いて皮を下にして鯵を置き
大葉を敷いて棒状にまとめたすしご飯をのせて
鯖寿司ように布巾を包み締める。
涼しい所に2~3時間置いて味を馴染ませる。
( コシアブラとかつお節のきんぴら )
コシアブラは水で洗い
熱湯にジュウソウを入れてさっと茹で
水に浸けアクを出し
固く絞り刻みます。
なるべく鉄の中華鍋に少し油を落とし
刻んだコシアブラを強火で炒め
酒を多く 砂糖 しょう油入れ味を調え
かつお節も入れ炒め
煮汁を絡ませて完成です。
コシアブラのほろ苦い味と
かつお節の美味しい味と絡まり
日本酒 ご飯にも合い
日本人として生まれて良かった味です。