喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

受け止める人

2018-03-05 14:33:05 | よちさん
私はよちさんのラジオが好きだ。

自分でも「気分や」というように回によってテンションは違うけど彼の本音が見えるから好きだ。

YFCのコーナーは若い女性向けだなーと感じてしまい正直面白くない。だから何気ないフリートークがいいし、彼の真骨頂はそのだらだらしたおしゃべりのなかにある真剣な眼差しだと思っている。

ぶっちゃけ人生相談とかしてもらいたいくらい、何でかというとこの人は他人の生き方を否定しないから。

「どうでもいい」「興味がない」とぼやきつつも受け止めてくれる。さらに共感することでもどこか一歩引いて見ている。その公平さが心地いい。

先日のFCのコーナーで読まれたメール、内容は姉の出産に関するもので、高齢出産だという。しかし送った当人は子供に恵まれないという事実、このデリケートなメールに対してよちさんはどうコメントするだろうと聞き入った。

彼自身は子供はいないし結婚もしていないと前置きしたうえでリスナーの姉には想像通りのねぎらいとリスナーには生まれてくる甥か姪を可愛がってとの言葉、その後ぼそっと「こういうのって・・誰が決めるのかね」と一言

重いなあ


でもよちさんは慎重に言葉を選びながら言った気がする。それはリスナーの気持ちを自分なりに咀嚼して、けれど男であり親ではないよちさんは彼女の本音に寄り添うことは出来ない。結果こういう答えになった。

彼はリスナーの嬉しい半面複雑だろうとその気持ちを受け止めて天に向かってぼやいた感じ、私にはそう聞こえた。

不器用な優しさだよなあ。

メールを送ったリスナーさんはどう感じただろう。
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