「祈りと怪物」蜷川バージョンを観て来ました。
四時間の長さは感じなかった。8章まであったせいですかね。テレビドラマだとCMで醒めるけど、舞台の暗転は大丈夫でした。暗転の多い芝居は苦手だったんですが、逆に今回の場合はそれが良かったな。一冊の本を読んでいくみたいに「次の章・・次の章」って感じられて入り込めました。
ただ、内容は残念ながら【全部読んだけど・・だから?】としか思えませんでした。
去年の「百年の秘密」もそうだけど登場人物が多く一人一人にエピソードを用意しすぎて主軸のないまま終わってしまった感がありました。
群像劇でもちゃんとこの人が中心にいてそれを軸に展開していけば周りがごちゃごちゃしてもぼやけない。なのにこの物語は誰の視点で読めばいいのか分からない。
三姉妹が主役なの?トビ―アスの物語なの?怪物はドン?じゃあ彼の視点で見ればいいの?
恐らく誰が中心でも可笑しくない、その自由さが全体を不自由にしてしまった。そういう印象を受けました。
役者の感想についてはまた後日
四時間の長さは感じなかった。8章まであったせいですかね。テレビドラマだとCMで醒めるけど、舞台の暗転は大丈夫でした。暗転の多い芝居は苦手だったんですが、逆に今回の場合はそれが良かったな。一冊の本を読んでいくみたいに「次の章・・次の章」って感じられて入り込めました。
ただ、内容は残念ながら【全部読んだけど・・だから?】としか思えませんでした。
去年の「百年の秘密」もそうだけど登場人物が多く一人一人にエピソードを用意しすぎて主軸のないまま終わってしまった感がありました。
群像劇でもちゃんとこの人が中心にいてそれを軸に展開していけば周りがごちゃごちゃしてもぼやけない。なのにこの物語は誰の視点で読めばいいのか分からない。
三姉妹が主役なの?トビ―アスの物語なの?怪物はドン?じゃあ彼の視点で見ればいいの?
恐らく誰が中心でも可笑しくない、その自由さが全体を不自由にしてしまった。そういう印象を受けました。
役者の感想についてはまた後日