喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

続編?

2012-04-13 16:48:31 | weblog 2012~2014
来月、漫画家あだち充の新連載が始まるそうだ。

何でも「タッチ」から26年後の世界の話らしくて(続篇とは書かれていない)当時のファンの間で物議を醸しだしている。

お知らせの絵は「タッチ」の舞台になった明青学園前で二人の少年がキャッチボールをしている図だ。これってイメージイラストなのかな。にしてもあざといわー(笑)

まあ、主役の二人は出てこないと踏んでるんですが、脇役とかは来そうだよね。新田君が監督をやっていたら大笑いだけど。

にしてもこれ今の若い子に受け入れられるんだろうか。月間サンデー?だと大人対象?アラフォーホイホイなのは間違いない。

連載当時、クラスメイトの間では双子の方でも和也派が圧倒的に多く、私は達也派だったので肩身が狭かったなあ。このころから「一見凡庸・・でも実は」タイプが好きだったみたいです。まあ、完全凡庸な人もいたけど、自分が何もなかったから才能のある(でも飄々としている)人に憧れたのかも。後単純に髪型ね、デコ出してない方が好き。

懐かしくなったので押し入れから「タッチ」愛蔵版と「H2」を探し出して購読しています。が、どちらも一冊足りない(駄目じゃん)古本屋で買えるかな。

それにしても面白い、心理描写とか間の使い方がいいんだよなあ。特に和也が事故死するあたりのコマ描写は秀逸。その前からいくつも伏線を張っているのにあまりにさりげなさすぎて見落としてしまいそうになる。淡々としてるけど、何となく日常ってこんなもんだよな。突然劇的に死とか訪れてもその前ってこのくらいあっさり時間が過ぎてるよなと現実的に感じ納得させられる。

友人の口の悪い人が「三分で一冊読めるよね」と酷評してたこともあった。うん。ただ台詞と絵を追うだけなら確かに。でも入り込んで間の隙間にある感情まで想像すると三分どころか数時間かかるよ(オーバー?)けっこう奥の深い漫画だ。

読んだことのない方は是非(宣伝マンかい!)


続編といえばあだち漫画で一番すっきりしないのが「陽あたり良好!」なんだよね。

岸本かすみは結局どちらを選んだのかは謎のまま

もし「MIX」で謎が明かされたらもう一生あだち先生に付いていく覚悟(笑)

まあ、絶対ないだろう。
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