喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

男達の悲哀

2007-06-30 23:22:06 | ドラマ・演劇感想
「宝塚BOYS」観てきました。

評判通りのいい舞台でした。
面白かったです。

一幕は笑いっぱなし、涙が出るほどでした。
役者それぞれが個性を発揮していて皆が舞台を盛り上げてくれましたねー。

それぞれ背中に重荷を背負っているのに、ひたむきで懸命で、男達が愛おしかったです。顔で笑って心で泣いてもいつも希望は失くさない。一人一人が光ってました。カッコよかった。

DVDを予約したので、またじっくりと観たいと思います。


さて、こっからは役者についての感想(超個人的ひいき)

カンテツ以来の三宅さん

もう、やっぱすごいです。ほんといい役者さんです。

大田川さんていうキャラは一歩間違うとウザイキャラになりがちですが、あれほどチャーミングに見えたのは三宅さんの演技の賜物。
この人は動きの多い役者さんだけれど、他の人達の邪魔になることなく、個性を発揮してるんです。悪目立ちはしない。でも目がいってしまう。そして周りを引っ張っている。長年舞台を踏んでいるからこその余裕と安定感。脱帽です。

役者さん同士の絡みもよかった。

私が好きなところは最後の解散が決まって皆が歌うんですが、大田川さんだけ隅の方で泣いていて池田さんが皆のところに連れて行くんですね。

首根っこ掴んで・・・(苦笑)

こういう場面て、ベタだけど普通は肩を抱いて慰めるじゃないですか、なのに首根っこ(笑)

これって池田さんが大田川に無言のメッセージを送ってるように感じました。

「めそめそなんてお前には似合わないぞ」って

そんな池田さんこっそり立ち去ろうとしましたがね(笑)

もちろんBOYSにつかまり大田川さんの逆襲(笑)もあって一緒に歌いました。

このシーンとても好きです。

他の役者さん達のチームワークといい、これだけタイプの違うメンバーだったからこそですよね。

何か感想がまとまらなくてすいません。

ほんと難しいわ。
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