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知恩院1 三門(東山中央散策25)
写真は、三門
右手に“三門”があり、左前方には駐車場が、左手には知恩院道があります。
まず目につくのが大きな「三門」で、京都3大門の1つです。
上層部は特別拝観時のみで、500円や800円です(その時の特別拝観により異なります)。
特別拝観といっても、年に3回ぐらい数か月単位でやっているので、特別拝観自体はそんなにレアではありません。
ほぼ直角に近い階段を上がって行きます。
上層部に登った外周からは、祇園閣や、市内まで遠望出来ます。
内部は暗幕で覆われ、10分ぐらいの説明があります。
本尊は釈迦牟尼(むた)仏で、両側に弟子である16羅漢が8体ずつおられます。
そのうち右側から3体目の羅漢さまだけ、正面ではなく、釈迦牟尼仏さまの方に首を向けてみておられます。
理由は、その羅漢さまが釈迦牟尼仏さまの御子息だからだそうです。
また”知恩院七不思議”の1つ、”白木の棺”が釈迦牟尼仏の左前に置かれていました。
天井には狩野探幽の龍図や、天女の画が極彩色で描かれています。
また画には水に関係しているものが多く、これは火災から三門を守るためだそうです。
帰りには下からも見える“華頂山”の額が間近で見えますが、あれって実は3mぐらいあるんですね。
下からでは想像できない大きさです。
下りる階段は登りとは反対の階段です。
やや拝観料が高いですが、特別拝観時なら是非登ってみる価値はあります。
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なかでも、4月18日(月)20:00~翌19日(火)7:00 には、三門の楼上内で「ミッドナイト念仏」が行われます。コロナ予防のため、4月17日(日)12:00までに申込が必要で、参加できる人数も各枠40名です。
合計7つの枠(1時間30分~2時間)がありますが、他にオールナイト(11時間)のツワモノ参加枠(3名のみ)というのもあります。
同時にLive配信を行われるようです。
もうオールはおろか、夜に起きてるのも無理な歳になりました(笑)
数年前に森見登美彦氏が書いていたのを読んで、面白そうだと調べてみましたところ、一年で一日だけ、それも深夜です。二三年は覚えていたのですが、なかなか行けず、いつの間にか忘れていました。
先日、京都駅の観光案内所でチラシを見つけて、“そうそう、こんなものがあったなあ”と思い出しました。しかし、ホームページを見てみましたら、もう深夜しか残っておらず、今年は見送りかな、というところです。一番早い時間帯なら何とかなりますので、来年はと考えていますが、少しでも早いコロナの終焉を願っています。