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第5期アマデウス会の募集終了と、くろさまの日程案のintroduction
写真は、本日のアクセス数。快調です(笑)。目指せ今秋、IP1500越え!
今回も無事、第5期アマデウス会の募集を終了しました。
認定された方々には9/28の24:00までに返信メールをさせて頂きます。
連絡のあった方々、今後ともよろしくお願いします。
今回を見逃された方や今までに交信が少なかった方々は、今後コメントを頂いた上で次回第6期募集にご応募ください。
さてこれだけでは愛想がないので、現在作成中の”くろ”さまの日程案を作成する過程をご紹介します。
僕がどうやって日程作成をしているかが垣間見えるのではないでしょうか。
といっても、理論的には当然の方法ですが。
まずは今回のご相談の概要は、
大将軍八神社・浄福寺・報恩寺・冷泉家・清浄華院・廣誠院・真如院・長講堂・金戒光明寺・大統院・妙法院・寶樹寺・東福寺塔頭(秋のみ拝観可の所全て)芳春院・聚光院・城南宮・安楽寿院・北野天満宮・宝鏡寺・廬山寺
に、11/3、11/11、11/17の3日間(日帰り)でまわりたいが、どうすればいいか
です。
こんな時は
1:日程別に拝観可能な場所に分けます。
2:その中で同時にまわれる(まわるべき)場所は、ひとくくりにします→(・・・)のように。
3:そして日程特異性の高いものを固定します(赤色)
4:他日程内にある固定したものを消去します(灰色)
ここまでの作業が終わったのが下記です。
11/3
(報恩寺、宝鏡寺)、(清浄華院、廬山寺(AM))、(長講堂、大統院、六波羅蜜寺)、(妙法院、龍吟庵)、(城南宮、安楽寿院)、(大将軍八神社、北野天満宮)、冷泉家、聚光院、真如院、浄福寺、廣誠院
11/11
(報恩寺、宝鏡寺)、廬山寺、(長講堂、大統院、六波羅蜜寺)、(妙法院、寶樹寺、龍吟庵、勝林寺)、(城南宮、安楽寿院)、(芳春院、聚光院)、浄福寺、廣誠院、金戒光明寺
11/17
(妙法院、寶樹寺、龍吟庵、天得院、勝林寺)、金戒光明寺、芳春院、宝鏡寺、六波羅蜜寺
次は、2日のうちどちらでもいいものがあるので、それを割り振ります。
振り分けるポイントは、
・各日程のボリュームを可能な限り揃える。
・”立地的な近さ”だけでなく、”交通機関的な近さ”を考慮する
ことです。
特に2つ目が大事です。
例えば、北野天満宮と大徳寺は、距離的にそんなに遠くはないですが、交通機関的には遠いです。
逆に角屋から妙心寺は、距離的には離れていますが、交通機関的には近いです。
各日程のパーツが決まると、最後にまわり順です。
ここでのポイントは1つ。
渋滞しそうな路線を午後にバスで走るプランだけは回避します。
以上からできたのが・・・
これを明日から連載しますね(笑)。
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コメント ( 10 ) | Trackback ( )
« 對龍山荘2 聚... | 2012 9/23の... » |
それにしても、私共の他愛ないお願いを、ここまで
丁寧にお答えして下さるとは、本当にありがとうございます。
もしかして、こちらの希望の場所が全て行けるのかもと、期待が高まります。
明日を楽しみにお待ちしております。
明日は早起きできれば(子供が)、梅辻家と上賀茂神社、西村家辺りに行こうかと思っています。
ごめんなさい。
少し欠けそうです。
ちなみに1日ずつ、3日かけて掲載しますね。
・特別拝観の日程を完全に把握している
・交通手段、渋滞などを熟知している
・それぞれの拝観のボリューム(所要時間等)を知っている
1つ目は、特別拝観集をみれば誰でも可能です。
2つ目も、ある程度興味を持って京都観光していれば、それなりには分かるでしょう。
3つ目ですね。
結局、上記選択肢の中でも未公開の報恩寺と寶樹寺の拝観以外はすべて自分で行っているというクレイジーさが効いてくるのでしょうね(笑)。
上記のように最初の作業は飽くまで理論的ですが、最後の構成が多分に経験に基づいているのが高度なとこでしょう。
僕の特技です!!!
特にバスの案などは、毎回感心させられます。
ガイドブックには、バス路線図がおおざっぱに載ってるだけですし。
私も友人に頼まれてプランを考えることがありますが、ここまで丁寧に考えられないです。
きっと、相談者のことを本当に考えておられるのだと思います。
素晴らしい「特技」だと思いますよ。
理由は1つです。
好きだから(笑)!
さらに、
特別拝観を集約するのも、
日程案を作るのも、
どうやったら珍しいところに入れるかを探るのも
根本は一緒で、
僕が拝観を始めた頃に「こんなのあったらいいな」と思ったブログを作っています!!!
大きいですね。
いつも、大きさとその場所に行った回数からだいたい推測してますが
今回、梅辻家と長江家住宅が予想より時間がかかりました
どちらも説明があったためですが
京の夏(冬)の旅では、基本的に説明つきになるのでしょうか?
「行きたい」⇔「見たい」>「知りたい」なので私には向いてないなと思ったもので
春の非公開文化財、京の夏の旅、秋の非公開文化財、京の冬の旅です。
個別開催のものは、「由緒書きを渡してご自由に」パターンが多いです。
無論そのあたりも”計算の内”です。
春秋はサークルの大学生が一生懸命、夏冬は驚く程豆知識を入れ込みながら、スカイガイドさん(他のグループも少しあります)が丁寧に説明してくれます。私は、これが楽しみです。
ただ、急いでいたり次の拝観場所がある時は、悩ましいところですよね。ましてや、遠方からならなおさらです。スカイガイドさんは、結構じっくりですし。「京都拝観のジレンマ」ですかね。(笑)
もうこれは個人の好みでしょうね。