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京都検定3級、2級の勉強法3(自分ノート)


写真は、amadeusの自分ノート

問題を解いていく際に、4つの印を付けるのは先日お話しました。

さらにもう1つ問題を解く際にしておくことがあります。
これが”amadeus流”の2つ目です。

それは、問題の解説などで出てきた知識をノートに集約することです。
通称”自分ノート”です。

たまにあるでしょう。
テキストを読んでいて、「そういえば問題で出てきたけど、あれどうだったかな?」なんてことが。
まとめていないと再度必死で探すことになり、最悪見つからず諦めるなんてことにならないでしょうか。

それは全く時間の無駄であり、非効率的です。

ですから僕は同じテーマの情報は1ヵ所に集めて記載し、すぐに探せるようにしておきます。
これを初期(試験2か月以上前)にしておくと、中期(試験2か月以内)の勉強で非常に役立ちます。
情報を散逸させないことが重要です。

例えばこのノートの一部には

名水
京都三名水:染井、県井、醒ヶ井
伏見の名水:御香水(御香宮神社)、白菊井、金名水、銀名水
梅雨の井:聚楽第の井戸
梅の井:裏千家
菊水の水:武野紹鴎
亀の井:松尾大社
桐原水:宇治上神社
瀬和井の清水:大原野神社
太閤井戸:北野天満宮
善気水:法然院
真名井の水:出雲大神宮
磯清水:宮津市 天橋立
のように、1つのテーマでまとめた項目などがあります。

さらにこのノートには、1つの神社や仏閣などをテーマに自分が忘れやすいことも付記しておきます。
ただし、何でもかんでも書かないこと!
自分が分かっていることは書かないことが大事です。
復習の際に足手まといになるからです。

得てして”まとめノート”を作ると、いつしか”一般的にきれいなノート”作り始めるケースが見られますが、それは見当違いです。

自分の頭にない、忘れやすいものだけを書き留めておけばいいのです。

ですから僕のこのノートも、僕以外が見れば「なんだか情報が抜け抜けだな」と思われるでしょう(庭園やお茶室の名前は書いていない)。
当然です。
書いていない残りは既に僕の頭の中にあるからです。

「自分に必要なノート」を作ることからブレではいけません。
”ノート作り”が目的ではないのです。

そしてこのノートの出番は最後にもあります。
直前期(試験1週間前)には
「このノートしか見ません」
でした。

もはや直前期に新しい情報を中途半端に入れるのは害です。

直前期には、
「出来るハズの問題を絶対に落とさないこと」
だけに注力します。
野球でもそうです。
一本ホームランを打つより、エラーをしない方が大事なのです。

以上、2点。
問題を解く際に
・4つの印で分別し、中期の学習効率を上げる
・自分ノートを作り、情報の散逸を防ぎ、直前期に生かす
ことが僕の受験の攻め方です。

なお京都検定1級の勉強法は、1級に合格した暁にします。
初期にもっといろいろと手を打っています。

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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (zaucats)
2012-12-12 20:56:14
amadeus様の勉強法、すばらしい、の一言につきます。
受験生向けの本にして出版出来ますね!
 
 
 
zaucatsさま (amadeus)
2012-12-12 21:53:23
>amadeus様の勉強法、すばらしい、の一言につきます
もっとも大事なことは、”実践する”ことなんですけどね(笑)。
 
 
 
さすがです。 (たけ)
2012-12-12 22:15:09
この勉強法、スゴすぎます。
確かに、自分しかノートは見ないので、わかっていることは書く必要がないですもんね。
まるで、どこかの予備校で授業を受けているようです。(笑
ぜひ次回は、amdeus様の勉強法を実践させていただきます。
 
 
 
たけさま (amadeus)
2012-12-12 22:38:38
京都観光は35歳からで、4年弱。
戦国好きは16歳からで、23年。
受験戦争に足を踏み入れたのが10歳で、29年。

実はこの手の話に1番こだわりがあるのかもしれませんね(笑)。
 
 
 
さすがでございます (2級のほう)
2012-12-13 07:47:10
書かれていることは、目標に対してよく最適化されたものだと思いますし、それを思いつくことは、論理的に詰めていけばできない話ではないと思います。ただ、分かっていてもそれをやり切るのが一番難しいですね。やり切れるAmadeus様に脱帽です。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2012-12-13 08:48:27
”やりきり力”ですか・・・それはね、もうこのブログの更新状況を見て頂ければ一目瞭然ですね(笑)。

あまり自分で自覚はしていませんでしたが、
僕は”かなりマメ”なようです(今までは”マメなほう”ぐらいの自覚でした)。
 
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